【大田区】やきそばを銭湯で食べる贅沢 黒湯・蒲田温泉の「東京大田汐焼きそば」
蒲田の黒湯。昭和12(1937)年創業の「蒲田温泉」は、メディアで取り上げられることも多数。おなじみの看板は、まるで撮影所のセットのよう。そしてここは銭湯であり、宴会場でもある!温泉を楽しむのはもちろん、2階の大広間でいただく、大田区B級グルメ「東京大田汐(しお)焼きそば」にも注目したい。
風呂上りに食べる「東京大田汐焼きそば」。中太麺でボリュームがあり、腹をすかせた遅めの昼ご飯にも、ちょうどいい。ソース味ではなく塩味、これがひと汗かいたあとの体に沁みる。
この焼きそば、大田区内の中小企業経営者有志が「大田まち活ネット」という団体を結成し、創作したもの。大田区ゆかりの具材として、区花「梅」からカリカリ梅、「大森海苔」の刻みのり、「大森貝塚」にちなんだアサリが使われている。このほか、かなり独特な由来のものも…JR蒲田駅前モヤイ像からモヤシ、多摩川からタマネギ等!具材一覧は、大田まち活ネットのホームページでご確認ください。
蒲田温泉では、釜めしも名物メニュー。つまみからご飯まで、しっかりと食事ができるのも魅力だ。
風呂上りの一杯は、トマトジュース。のんべえのみなさまご安心ください、お酒もあります。ボトルキープもできます。
飲食しているのは、2階の大広間。テーブル席と座敷席があり、古き良き宴会場スペースとしても使われる。
食いしん坊が先行しましたが、温泉利用についてもご紹介。こちらが建物入口。
券売機。期待を裏切らないカラフルなプラスチック券。
絵に描いたような下駄箱。
高温・低温の2種類の黒湯に浸かり、電気風呂なり超音波風呂なり、サウナなり入浴を満喫し、自販機で飲み物を買う。この状況で飲み物購入を我慢するのは、至難の業!なおサウナは2022/6/23よりリニューアルオープンした。最新情報は蒲田温泉のTwitterを。
休憩スペースで、熱くなった体を冷ましつつ、ぼーっとテレビを見る。
その後は2階に上がり、冒頭の焼きそばへ。ぼんやりとしながらお腹を満たす、これ以上の贅沢があるだろうか…。東京でありながら、日常でありながら、いつもよりリラックスした時間が流れていた。
<店舗情報>
蒲田温泉
住所:大田区蒲田本町2-23-2
アクセス:JR蒲田駅、京急蒲田駅から徒歩各15分。駅から向かうと、環八沿いの蒲田郵便局・蒲田警察署を越えた奥側に位置する。バスの場合、JR蒲田駅東口から京急バスで「蒲田本町」下車、徒歩1分。
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