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【大崎市】小学校の真向かいにホテル?!鳴子を地元民と一緒に散歩したら観光とは違った魅力が見えてきた

ささキジ取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

どうも。ささキジです。

今回の記事は…

【鳴子】

宮城の観光地として有名な鳴子。秋になると紅葉なんかも有名。

ということもあって鳴子と検索すると観光情報が盛りだくさん。

そこで個人的に思うことが1つある。それは

"観光情報は多いけど地元民視点での情報はあまりない"

ということだ。よし。ではその記事。俺が書こう。

なので今回、鳴子出身!石巻プロレス所属のカモシカイザーとやってきました。

子供時代の話なんかを聞きながら鳴子を散歩していきたいと思います。

※記事の最後に記事内で散歩したルートを載せています

街中の少し外れたところににある湯めぐり駐車場に駐車してから歩きます。

広くて無料。心強い。

→湯めぐり駐車場アクセス:宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷84

とことこと歩いていきます。

カモシカイザー「左手に見える白い建物は、自分が小学生の時はまんじゅうやさんだったんだよ。かき氷が売ってて、お小遣いに余裕がある子とかがかき氷を食べてたね。」

なるほどなぁ。そういう子供たちの憩いの場って最近少なくなったよね。

鳴子温泉駅まで歩いていきます。

カモシカイザー:「鳴子温泉駅の前の駐車場なんだけど、昔は本屋さんがあったの。そこで小学生がエロ本チキンレースするんだよ。確か一度学校に連絡が来てたよ!」

なんと…!

いつの時代の小学生中学生も同じようなことするんだなぁ。

こっそり堂(夜の自販機)に深夜潜入するとか、河原をうろついたりコンビニのゴミ箱を漁ったりとかね。まさにトレジャーハンター。懐かしい。

当時通っていた小学校も案内してくれるというのでさらに歩くことに。

坂をはぁはぁ言いながら歩いていくと、階段が。この階段を登った先に小学校があるらしい。

というか鳴子は坂道が多い。心地いい汗をかきながら登っていきます。

カモシカイザー:「こういうところにトカゲとかがいて、必死に採ろうとするんだけど石の影に逃げちゃうんだよ。」

うんうん。わかるわかる。自分が小学校の頃は地蜘蛛を捕まえるのが流行っていた。生き物と触れ合う機会ってとっても大事。

鳴子小学校。広い。

個人的に一番びっくりしたことがあって、学校の真向かいに

【鳴子ホテルがある】

学校の真向かいがホテルとかなんか…めっちゃすげぇ。なんかよくわかんないけど興奮する。

鳴子に住んでいる人には当たり前だと思うかもしれないけども、そうじゃない自分にとってはびっくり。

こちらの小学校。R7年に統合されるんだとか。子供自体も少なくなってるからどうしようもないことなんだけど、なんかちょっとグッとくるものはあるよね。

カモシカイザー:「冬になると、小学校からさらに坂道を歩いてスキーの授業があるったんです。今考えてみると結構な距離なので、絶対歩くのきつかっただろうなって思いますね。」

学校の近くにホテルがあって、冬はスキーの授業。THE・鳴子って感じがぐいぐいくる。楽しい。鳴子面白すぎんだろ。

近くの温泉神社へ。

カモシカイザー:「ここの手水がすんごい冷たくてうまいの。今だから言うけど、小学生の頃がぶ飲みしてた。」

触れてみると、すっごい冷たい。小学生は飲んじゃうよこれは。だめだけど。

階段を降りて鳴子温泉駅まで戻っていきます。この写真は個人的にすごく気に入った風景です。

この写真も気に入ってる。わかります?このあきらかな非日常感。

自分からすると、至る所から湯気がでていて、田舎風なのにデカいホテルがガンガン建ってるこの街って、すごい異端。つまり超非日常なんですよ。

でも今回って鳴子出身のカモシカイザーさんと一緒に来てるわけじゃないですか?

カモシカイザーさんにとっては、この風景。きっと日常なんですよ。

その考えの違いというものを想像すると、この写真って非日常に見えて実は二面性があるんだなぁなんてしみじみ思えてきて、楽しくなってくるわけですよ。

このふわっとしたまとめようのない不思議な気持ち。悪くない。

いろいろ歩いてきましたが、締めは鳴子駅近くにある

オーセンティックバールドルフへ。

ここに着くまでに小学校時代の話をしていたとしても、我々がもう大人になっているという事実は変わらない。

だったら大人らしく昔の話を肴にして飲むのが粋ってもんです。

まぁ私とカモシカイザーさんは下戸なのでお酒飲めないんだけどね!!

うんまいノンアルコールカクテルを飲んでクールダウン。散歩終了です。

ということでここまでで記事は終わりになるのですが、いかがでしたか?

観光というイメージが強い鳴子ですが、地元民に話を聞いてみるとまた違った楽しさを感じることができるよね。

今回のこの記事があなたの頭の隅にでも記憶に残っていた場合、鳴子に行った時の視点とか、感じ方ってきっと変わるし、楽しみ方ももしかしたら増えるかもしれない。

どう?鳴子に行きたくなってきました?

いこうぜ。鳴子。

今回散歩したルートはこちらです。

取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

宮城のローカルメディア【ミヤキジ】を運営しています。コミュニケーション能力、謎で無駄な企画力、独特な感性をフルに駆使し宮城県に関する記事を量産していています。特に"人"に焦点を当てた取材記事がめっぽう好きです。心の中でツッコミを入れながら読むと私の記事は輝きを帯びます。

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