【大阪・新今宮】焚き火を楽しみながら、ソースの奥深さを体験?「ソースワインBAR」開催中
「なにわラグジュアリー」を体感できる街ナカホテルとして人気の「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」ではただ今、関西のソースの食べ比べや、ワインとの組み合わせを堪能できる食イベント「ソースワインBAR」を開催中だ。ソース好きには見逃せない同イベントを取材させてもらった。
大阪といえばソース文化?50種類のソースセラーも登場
大阪といえば、たこ焼きをはじめ、お好み焼きや焼きそば、串カツなどがあり、ソース文化が根付いている街でもある。各家庭でも、ウスターソースやとんかつソース、お好み焼きソース、たこ焼きソースなど料理によって使い分けているところが多い。そんな大阪のソース文化に着目して、開催されているのが「ソースワインBAR」だ。
会場はガーデンエリア「みやぐりん」(雨天時はOMOベース)。11月はとくに庭に出ると空気も澄んでいて心地いい。そんな「みやぐりん」の一角に設けられているのが、「ソースセラー」だ。
ここにはなんと関西で作られている約50種類のソースが並ぶ。おなじみのソースもあれば、初めて目にするソースもあった。イベントで誕生した非公認だが、ソースに詳しい自称ソースマスターさんが詳しく教えてくれるので、ソースの知識もここで少し広がった。
そして、自分に合うソース選び『Myソース診断』も体験できる。パネルの質問に沿って回答していけば、個人に合ったぴったりのソースが見つかるというのだ。ちなみに、私は「ヒシウメタマリソース」に行き着いた。
5種類の地ソースを使用したピンチョスの食べ比べ
楽しく体験したあとは、実際にソースを味わいたい。「ソースワインBAR」では、地ソースを使用したピンチョスやピンチョスに合う大阪のワイナリーで造られたワインを提供中。
「酸味や甘味が少しずつ異なる地ソースの、それぞれの特徴を活かした料理となっています」と特設カウンターで説明を受けた。ちなみに、地ソースを使用したピンチョスは5種類。
一列に並んだピンチョスの写真左は「フォアグラのポワレといちじくコンポート」。ツヅミいちじくソース(ツヅミ食品)で甘酸っぱく煮詰めたコンポート。甘味とフォアグラの塩味のハーモニーはさすが。
写真左から2つ目は「マグロのマリネ」。 ヘルメス ウスターソース(石見食品工業所) でマリネしていて、マグロの旨味をソースがうまく引き出している感じだ。
写真中央の「カニクリームコロッケ」はヒシウメタマリソース(池下商店)と、カニの身がたっぷり入ったコロッケ。ソースとコロッケの相性の良さは抜群だ。
写真右から2つ目は金紋串勝ソース(金紋ソース本舗)のコクとポテトの甘味が美味しいビーフシチューにつながっている。
ちょっとビックリしたのが、ソースを使った写真右の「チョコレートタルト」だ。大黒フルーツソース(大黒屋) の酸味を活かしつつ、チョコレートのビターな味わいがアクセントになったというソーススイーツの誕生だ。
焚き火を囲みながら、ピンチョスと大阪のワインを味わう
今回のイベントの会場は、ホテルの建物の前に広がるガーデンエリア「みやぐりん」で、今の季節は焚き火が設置されている。秋の夜、焚き火を囲みながら、5種類の地ソースを使用したピンチョスと、大阪のワイナリーで造られたワインを楽しむことができるのだ。
街ナカであり、駅前という立地なのに、こんな非日常的で贅沢な空間を演出している「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」には脱帽。
そして、取材した当日、大阪をテーマにしたネオンアートでガーデンエリア「みやぐりん」を彩る「PIKAPIKA NIGHT」も開催されていて、ホテルを覆う外装膜に光の花火「PIKAPIKA ファイアワークス」が打ち上げられ、「ソースワインBAR」を盛り上げてくれていた。
「ソースワインBAR」概要
期間:2023年11月30日まで
時間:20:00~22:00
場所:「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」ガーデンエリア「みやぐりん」
(※雨天時はOMOベース)
料金:5種類の地ソースを使用したピンチョス 2,000円、グラスワイン1杯 1,000円~(税込)
対象:宿泊者、日帰り
予約:不要
備考:仕入れ状況により料理内容や食材が一部変更になる場合があります。
公式サイト https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/
取材協力:「OMO7大阪 by 星野リゾート」