【八王子市】うなぎを食べに行くのなら、お値段以上の本当に美味しい鰻が食べたいねと、割烹かわ野へ。
2021年の土用丑の日(7月28日)は過ぎてしまいましたが、やはり暑い夏になると1度は食べたくなるうなぎの蒲焼。
西八王子駅近く、路地を一本入ったところにある「割烹かわ野」は、雑然とした面白さの西八にあるとは思えない、打ち水の砂利道が似合う素敵な店構えです。
割烹かわ野は、新鮮なお刺身やお料理だけではなく、うなぎがとっても美味しいという食通の噂を聞いて、この日は国産うな重を目当てにやってきました。
割烹かわ野で使ううなぎは、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた愛知県西尾市一色町産。出来るだけ自然に近い環境で明治37年頃からうなぎの養殖を始めた、全国のうなぎ好きから絶賛されている「三河鰻咲(みかわまんさく)」うなぎです。
引き戸を開けて入ると左手にたくさんの水槽のあるカウンター席。右手にはちょっとしたお座敷席が用意されています。
生簀には、立派な伊勢海老やイシダイも泳いでいます。うなぎは〆てから焼くので30分くらいかかりますとのこと。
蒲焼が出来上がる間に、イカのお刺身を食べながら待つことにしました。割烹というだけあって、きれいに盛り付けられた甘いイカも美味しすぎです。
待つこと30分足らず。料理人の確かな手捌きで、香り良いうな重(3500円)が出来上がりました。上の写真を見ると鰻重が小さい気がしますが、実際は女性にはちょっと多い量という感じの大きめの鰻重です。横の肝吸いがびっくりするほど巨大で、鰻重は小さめに見えてしまっていますが悪しからず。
この肝吸もミツバがたくさん入っていて、うなぎを食べたお口にさわやかさを運んでくれます。夏は水分もたくさん摂れるこの大きな肝吸いがありがたいです。
割烹かわ野のうなぎは、さっぱりと焼き上げてあるので、芳ばしい香りとコクのある身の美味しさが際立ちます。
しつこくない脂の乗りは、日本のうなぎの良さを十分伝えてくれます。そしてこのお重からはみ出す大きさ!
幸せが込み上げて、誰もが笑顔になっちゃいます。
贅沢品だからこそ、厳選した本当に美味しいうなぎを楽しみたい方におすすめしたいお店です。
八王子在住の大御所、北島三郎さんも贔屓にしている割烹かわ野。上の写真の書は、北島三郎さん直筆だそうです。歌も上手な上に達筆なんですね。もちろん北島ファミリーの豪華な面々もいらっしゃるそうです。
日本料理の達人のご主人と気配りの奥様が迎えてくれる気持ちのいいお店でした。
お酒が飲めるように世の中がなったら、のんびりと肴を前に日本酒でも傾けたいお店でもあります。
割烹かわ野は駐車場の用意が無いので、車でいらっしゃる方は近くのコインパークを使うと便利です。
【割烹かわ野】は西八王子駅北口から徒歩3分ほど。
住所:東京都八王子市千人町2丁目3−5
電話:042-665-9814
営業時間:11:30~14:00 17:00~24:00(L.O.) 新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
定休日:日曜日