若虎たちはフェニックス・リーグへ!その前に行われた練習試合《阪神ファーム》
1軍のセ・パ両リーグとファームのウエスタン・イースタン両リーグが、すべて揃って6月19日に開幕した2020年のプロ野球も、あとは1軍の数試合を残すのみ。ファームの方は先月末に優勝が決まり、きょう7日にひなたサンマリンスタジアム宮崎でファーム日本選手権が行われました。ソフトバンク対楽天という昨年と同じ顔合わせで、序盤は打ち合った両チーム。最後は楽天が昨年の借りを返して初のファーム日本一となっています。おめでとうございます!
そして、あす8日からはファームの秋季教育リーグ『第17回みやざきフェニックス・リーグ』がスタート。中止もやむなしと思ってたのですが、ちょうど1か月遅れで開催されることになりました。秋季キャンプもない状況なので、選手たちにとっては貴重な実戦と練習の機会でしょう。残念ながら無観客なので現地観戦はできませんけど、例年以上にCSテレビや動画配信などの予定があるみたいで何よりです。
きのう6日、阪神タイガースのフェニックス・リーグ参加メンバー(22人)が発表されました。
【投手・11人】西純、小野、浜地、及川、守屋、川原、斎藤、小林、望月、石井、牧
【捕手・3人】長坂、藤田、片山
【内野手・3人】北條、遠藤、荒木
【外野手・5人】高山、井上、板山、小野寺、奥山
なお、これは6日時点での予定メンバーで、入れ替えなど途中変更の可能性ありとのことです。きょう7日付けで守屋投手が1軍に昇格したので、そのあたりを考えても流動的と言えるでしょう。
社会人・日本新薬との交流試合
さて、阪神ファームはフェニックス・リーグ前の4日と5日に練習試合を行い、5日は私もオセアンバファローズスタジアム舞洲へ行ってきました!鳴尾浜球場以外は、制限人数を越えなければ前日の申請で取材可能だと、なんとまあ公式戦終了後に知った次第で…。もっと早く確認すればいいものを思い込みで諦めてしまい、皆様に情報をお伝えできなかったことを反省しています。すみませんでした。
ではまず4日に鳴尾浜で行われた社会人・日本新薬とのプロアマ交流試合からご紹介しましょう。これは試合結果と経過のみ。また個人成績は非公式記録ですので、参考程度にご覧いただけたら幸いです。
日本新薬は『第91回都市対抗野球大会』の近畿地区第4代表として、11月22日から東京ドームで行われる本戦出場を決めています。そして補強選手に選ばれたカナフレックスの北川倫太郎選手(元楽天)が、もう日本新薬チームに合流して練習や試合をこなしており、カナフレックスの藤井宏政コーチ(元阪神)によれば「3日の試合は4番を打っていましたよ!」とのこと。でも、この日は出番がなかったような…。
というのも、実は固定カメラによる動画なので正確な選手交代がわからなかったのです。代打で出た選手を何度も確認したところ、左打者で不明な人はいなかったので出場なしだろうという結論に達しました。この日は三菱重工神戸・高砂から補強された藤原隆蒔選手が6番レフトで先発出場しています。
※カナフレックスの記事はこちらからどうぞ。→<元楽天・北川倫太郎選手(カナフレックス)が都市対抗出場へ!元阪神・藤井宏政コーチも期待>
高山と遠藤が3安打ずつ、川原も登板
試合は先発の呂彦青投手が2ランなどにより3回で3点を失うも、打線が11安打5得点と逆転して勝っています。ルーキーの遠藤成選手は守備でエラーがあったものの、ソロホームランと二塁打を含む3安打!同じくルーキーの小野寺暖選手はタイムリー二塁打など二塁打2本を放ち、高山俊選手もタイムリー二塁打を含む二塁打2本の計3安打と気を吐きました。
また川原陸投手が、9月15日にソフトバンク3軍との練習試合(鳴尾浜)で先発して5回1/3を投げて以来の実戦登板!1イニングで1安打3三振という内容で、とても力強いピッチングだったと思います。昨年は腰痛で参加できなかったフェニックス・リーグ、ことしは宮崎の地で大きく成長してきてください。
《プロアマ交流試合》11月4日
阪神-日本新薬 (鳴尾浜)
新薬 012 000 000 = 3
阪神 001 020 11X = 5
◆バッテリー
【新薬】岩本(4回)-藤川(1回)-斎藤(1回)-長谷(1/3回)-山上(2/3回)-小松(1回) / 大橋
【阪神】呂‐守屋-小野-小林-石井-川原 / 長坂-藤田(7回~)
◆本塁打 新:福永2ラン(呂) 神:遠藤ソロ(小松)
◆二塁打 神:小野寺2、高山2、遠藤
◆盗塁 神:遠藤
◆打撃 (打-安-点/振-球/盗/失)
1]中:小野寺 (4-2-1 / 1-1 / 0 / 0)
2]一三:荒木 (4-1-1 / 0-0 / 0 / 0)
3]指:高山 (4-3-1 / 1-0 / 0 / 0)
4]左:井上 (2-0-0 / 0-2 / 0 / 0)
5]三一:板山 (3-0-1 / 0-0 / 0 / 0)
6]遊二:北條 (3-1-0 / 1-1 / 0 / 0)
7]捕:長坂 (3-0-0 / 1-0 / 0 / 0)
〃捕:藤田 (1-0-0 / 1-0 / 0 / 0)
8]二遊:遠藤 (4-3-1 / 0-0 / 1 / 1)
9]右:奥山 (4-1-0 / 1-0 / 0 / 0)
◆投手 (安-振-球/失-自)
呂 3回 15人 51球 (4-3-3 / 3-2)
守屋 2回 7人 28球 (2-0-1 / 0-0)
小野 1回 3人 6球 (1-0-0 / 0-0)
小林 1回 3人 10球 (0-2-0 / 0-0)
石井 1回 4人 20球 (0-0-1 / 0-0)
川原 1回 4人 19球 (1-3-0 / 0-0)
《試合経過》※敬称略
呂は2回に先頭を味方のエラーで出したあと四球と死球で無死満塁とし、7番・大崎の中前タイムリーで1点先制されます。3回は2死を取りながら3番・濱田の中前打と4番・福永の2ランを浴び、3回を投げ4安打3失点(自責2)でした。続いて守屋が登板し、4回は1安打無失点。5回は先頭に中前打されるも併殺打で2死、ついで四球を与えた福永の二盗を長坂が刺し0点で終了です。
一方、日本新薬の先発・岩本に対して2回まで無安打だった打線は3回、遠藤の左越え二塁打などで1死三塁として小野寺のタイムリー二塁打で1点を返しました。さらに5回は奥山の右前打と小野寺の二塁打で1死二、三塁となり、荒木の遊ゴロで1点。続く高山のタイムリー二塁打で3対3の同点!
6回表は小野が1安打されるも併殺打に仕留め3人で片付け、7回の小林は2奪三振の三者凡退です。8回は石井が登板して、先頭に四球を与えながらも後続を断って無失点。なお7回裏の攻撃で先頭の荒木が中前打し、高山の中二塁打と井上の四球で無死満塁となって板山が左犠飛!1点勝ち越しました。8回裏には遠藤がセンターへソロホームランを放って5対3とします。
そして9回は、9月15日以来の実戦マウンドとなる川原が登板。先頭の代打・井沢に左前打されますが、そこから代打・鎌田、代打・千葉を空振り三振に、最後は9番の松本を見逃し三振に切って取って試合終了。圧巻の3者連続三振締めでした。
最後の練習試合はヒット1本だけど…
翌5日はオセアンバファローズスタジアム舞洲で、オリックスとの練習試合。3月19日の鳴尾浜以来7か月半ぶりの生観戦で、監督や選手と会うのもそれ以来です。平田勝男監督には試合後「おお~ひっさしぶりやなあ!」と声をかけていただき、北川博敏打撃コーチに「見に来たのは3月以来」と告げたら「終わっとるがな!」と素早く突っ込まれました。おっしゃる通り、シーズン開幕前と閉幕後です。
5日は朝の冷え込みと打って変わって、昼間は無風で日差しも暖かく最高の観戦日より!久々の球場が嬉しくて、無観客のスタンド(といってもバックネット裏の範囲)を右へ左へと歩き回りました。ただし、阪神が1安打でオリックスは4安打の計5安打、阪神が内野ゴロで挙げた1点のみという試合で…そこはちょっと寂しかったかもしれません。それでも最後に生で観戦できてよかった!
では試合結果と経過、そして少しですけど監督や選手のコメントをご紹介します。記録、成績は非公式のものですので、ご了承ください。
《練習試合》11月5日
オリックス-阪神 (オセアン)
阪神 000 000 100 = 1
オリ 000 000 000 = 0
◆バッテリー
【阪神】浜地‐望月-伊藤-牧-尾仲 / 長坂-藤田(6回~)
【オリ】東(1回)-金田(1回)-飯田(1回)-谷岡(1回)-中田(1回)-前(2回)-神戸(1回)-松山(1回) / 稲富
◆二塁打 神:北條 オ:フェリペ
◆盗塁 神:小野寺、板山 オ:平野2
◆打撃 (打-安-点/振-球/盗/失)
1]一三:小野寺(3-0-0 / 1-1 / 1 / 0)
2]遊二:北條 (4-1-0 / 1-0 / 0 / 0)
3]指:高山 (4-0-0 / 2-0 / 0 / 0)
4]中:井上 (4-0-0 / 2-0 / 0 / 0)
5]左:板山 (3-0-0 / 0-1 / 1 / 0)
6]三一:荒木 (2-0-0 / 1-1 / 0 / 0)
7]捕:長坂 (1-0-0 / 0-1 / 0 / 0)
〃捕:藤田 (1-0-1 / 0-0 / 0 / 1)
8]二遊:遠藤 (3-0-0 / 2-0 / 0 / 0)
9]右:奥山 (3-0-0 / 0-0 / 0 / 0)
◆投手 (安-振-球/失-自) 最速キロ
浜地 3回 10人36球 (1-1-2 / 0-0) 145
望月 2回 7人13球 (1-1-0 / 0-0) 151
伊藤 1回 6人34球 (0-1-3 / 0-0) 141
牧 2回 8人33球 (1-0-2 / 0-0) 146
尾仲 1回 4人19球 (1-2-0 / 0-0) 146
《試合経過》※敬称略
まず阪神の攻撃から。1イニングずつで交代するオリックス投手陣に、1回から3回までパーフェクトピッチングを許します。ようやく4回に北條が左翼線へ二塁打!これがチーム初安打で初走者でしたが、後続を断たれて得点なし。5回は2死から長坂が四球を選んだだけ。
6回に小野寺が四球で出て二盗成功、北條の中飛(ライナー気味のいい打球)で初めて三塁まで進んだものの得点には至りません。しかしイニングをまたいだ前に対して7回、1死から板山が四球と盗塁、荒木も四球、さらに暴投で二、三塁となって、途中出場の藤田が遊ゴロ。これでやっと1点が入ります。とはいえ8回、9回も三者凡退で、結局はこの1点のみ、しかも1安打のみで攻撃を終えました。
変わって投手陣です。浜地は1回、先頭に四球を与えながらも遊ゴロ併殺打など3人で片付けます。2回は4番・稲富にショートへの内野安打を許し、1死後に自身の牽制悪送球で二塁へ。そのあと四球などで2死一、二塁としますが、今度は二塁への牽制で稲富を刺し無失点!3回は三者凡退で交代しました。ついで望月が登板。4回に3番・太田の中前打があっただけで5回は三者凡退。2イニングを投げ1安打無失点です。
6回からキャッチャーが藤田に代わり、ピッチャーは伊藤。1死から平野に四球を与えて盗塁も許し、これを阻止しようとした藤田の送球が逸れて三塁へ進めてしまいます。そのあとが四球、四球…。なんと3者連続四球で1死満塁のピンチ!しかし稲富を遊飛に、5番・勝俣は変化球で見逃し三振に仕留め3者残塁でした。
7回は1四球を与えた牧ですが、併殺もあり3人で片付けます。2イニング目の8回は1死から平野の四球と盗塁、続く岡崎の左前打を許しました。しかし3番・太田の三ゴロで平野はホームでタッチアウト。稲富は左飛で打ち取って無失点。9回は尾仲が2死から7番・フェリペの左二塁打を浴びるも、最後は廣澤を変化球で見逃し三振!1点を守り切って試合終了です。
11月はトレーニング期間!
試合後、球場玄関での取材に平田監督は「浜地は今、フォームを変えているところ。それとクイックが悪いので、もっと早くするように。きのうの石井もフォームを変えたんだけど、打たれてもいいと言っているのに打たれるのが嫌で元に戻ってしまうからなあ。井上の課題は、リチャードにやられて振りが大きくなったりしていること」と話しています。
途中までウエスタン・リーグの本塁打と打点でトップにいた井上広大選手でしたが、結局はソフトバンクのリチャード選手に両方とも持っていかれた形。振りが大きくなったのは、打ちたい、放り込みたいという気持ちが影響してのことなのでしょうか。
平田監督はこう続けました。「オーバースイングかな?と自分で感じてくれたらいいと思う。あとは打ちたい、打ちたいでスリーツーからボール球を振ったりしている。スリーツーからじゃないんだよ、初球から振っていこうとか考えないと。(フェニックス・リーグで)イースタンの知らないピッチャーと対戦することは勉強になる」
そして最後に「今は来年に向けてやっているからね。11月ってのはトレーニング期間。秋季キャンプができないんだから。攻守交代も全力疾走!きょうもそうだっただろ?フェニックスに行っても課題は同じ。各選手ともレベルアップのための課題を与えているよ」と平田監督。宮崎滞在中の練習に関しては、行ってみないと状況がわからないので現地で探っていくという話でした。
課題はそれぞれの精度アップ
先発した浜地真澄投手は「ずっと先発がしたいという気持ちが強いですね。久々の先発で3イニングだったけど」と最初にひとこと。それから「内容というか投げている球自体、きょうは満足いかないですが、しっかり3回を投げられたし、体力的にしんどいというのもなかったのでよかったです。これから来年に向けてしっかり上げていきたい」と振り返りました。
平田監督がフォームを変えていると言っていましたが、それについては?「フォームというか、ボールをもっとよくしたいと試行錯誤しての結果です。フォームを、というよりは、いいボールをってことで。まだこれというのが見つけられていないので時間をかけて試行錯誤、ですかね」。またクイックに関して「先発をやりたいという限りは、クイックとか牽制とか細かいところの精度が大事。きょうは1つ刺しましたが、もっと精度を上げていかないと」と言います。
フェニックス・リーグでの課題を聞かれ「1軍で結果を出せなかったので、まずはチャンスをもらえるようしっかりレベルアップしていきたいです。自信を持ってやれるようにしたい」と答えた浜地投手。来季はもう5年目を迎えるんですね。1軍定着のため、実りあるフェニックスにしてください。
望月惇志投手は10月31日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)と同様、この日も“精度を上げなくてはならない変化球”を投げるよう平田監督から指示されていました。ただ今回は変化球を投げる前に相手打者が打ってきていたようで、確かに1イニング目の4回は4人で5球、次の5回は3人で8球、早いカウントで決着していますね。平田監督は「そのために1軍から戻ってきたんだから、初球から投げろ」と言っています。
それも含め望月投手は、フェニックス・リーグの課題として「上で通用するための投球をしっかり磨いていきたい。持ち味の真っすぐを殺さないで、変化球の質を求めていきたいです」とコメントしました。
フェニックス・リーグに向けて
井上選手に、平田監督の“大振りになっている”という言葉を伝えたら「自分ではあまり意識していないんですけど、そういうふうに見えるなら変えていく点ではあります。ミスショットが多くて…。コンパクトに振っていきたいと思います」と答えています。とはいえ1軍でも見せてくれた、あのフルスイングは何よりの魅力!宮崎で初めて戦うチームやピッチャーから、たくさんのことを学んできてほしいですね。同い年のルーキーたちとの対戦も楽しみです。
やはりルーキーの藤田健斗選手にも、初フェニックスの抱負を聞いてみました。「守備の面では止めるボールをしっかり止めたり、リードなども勉強してきたいです。バッティングでは、初球からどんどん振っていけるようにやっていきたい」。この日の練習試合でも盗塁を2つ許して送球エラーもありましたが、今季終盤にはマスクをかぶる機会も多く勉強になったでしょう。宮崎で山田バッテリーコーチにビシバシ鍛えてもらってください。
最後に北條史也選手です。といってもコメントというほどのものじゃないですが、腰の痛みで10月14日に登録を抹消された北條選手は4日の日本新薬戦で実戦復帰。ショートとセカンドを守ってフル出場し、打席では4回に右前打を放ちました。5日も同じくショートとセカンドでフル出場、4回にレフトへの二塁打!これがチーム唯一のヒットとなっています。
二塁打も、次の中飛もいい当たりでしたよね?と聞いたら、ちょっと首をかしげて「うーん」と北條選手。体はもう問題なし?完璧?「うーん、いや…」。マスク越しでソーシャルディスタンスを取っての会話ゆえ、目と仕草で理解した感じです。まだ復帰したばかりですから、宮崎で実戦を重ねて確認していくことになると思われます。もちろん再発はしないように気をつけながら。1か月遅れで例年より気温が低いでしょうし、そこは要注意ですね。
“去る人”を実感したスコアボード
ことしは1か月遅れではありますけど、各チームから“来季戦力外選手”の名前が出ています。阪神でも4日に岡崎太一選手、伊藤隼太選手、高野圭佑投手、横山雄哉投手、福永春吾投手の5人に通達。また福留孝介選手、能見篤史投手、上本博紀選手の退団が6日、正式に発表されました。藤川投手も10日の巨人戦(甲子園)を最後に引退です。新型コロナの影響で例年通りの取材はできませんが、いつかまた話を聞けた際には報告させていただきます。
5日の練習試合で、阪神からオリックスに移籍した飯田優也投手が3回に登板する時、前はスコアボードに“飯田優”と書かれていたのですが、この日は“飯田”だけ。飯田大祐選手は戦力外になったからだと、少し間をおいて気づきました。
そして6回、今度は「タイガースのピッチャーは伊藤、背番号92」というアナウンスを聞いて「ああ、そうか。もう“伊藤和雄”とは言わないんだ」と実感。スコアボードにも“伊藤和”でなく“伊藤”とだけ書かれていました。2011年のドラフト1位で入団した伊藤隼太選手と伊藤和雄投手は同い年の同期だけに、こちら側も寂しく感じます。
でも、ことしのドラフトで伊藤将司投手(JR東日本)が指名されたので、またすぐ“伊藤和”投手に戻るわけですね。去る人があれば来る人がいて、逆に来る人があれば去る人がいるのは、どの世界でも、たとえ新しい様式に移っていったとしても不変。ただ、去った人がまたどこかで輝いてくれることを切に願っています。
<掲載写真は筆者撮影>