小牧太騎手「ほっとしました」初のJRAから地方競馬所属へ JRA史上初の古巣復帰 #専門家のまとめ
19日、JRA所属の小牧太騎手が地方競馬の令和6年度第1回騎手試験に合格したことが地方競馬全国協会より発表された。免許交付日は令和6年8月1日。これにより、小牧太騎手は7月末を以てJRAの騎手免許を返上する。
地方競馬所属だった騎手がJRA所属になったあとに地方へ再び戻った例はなく、JRA史上、初の事例となる。
ココがポイント
▼小牧太騎手の地方競馬再受験に特例はなく新規騎手として受験し、合格した
・JRA小牧太騎手がNAR騎手試験合格「ほっとしました」8月から兵庫競馬へ史上初の再移籍(日刊スポーツ)
▼2008年桜花賞(JpnI) 小牧太騎手はレジネッタで桜花賞を制し、JRA移籍5年後に初のGI制覇を成した
▼56歳のベテランが「60歳まで乗るのが目標」と決断して古巣復帰に挑んだ
・小牧太 兵庫復帰を決意!地方騎手免許試験受験 (スポニチ)
▼2009年朝日杯FS(JpnI) ローズキングダムを導いた小牧太騎手は薔薇一族とのコンビも多かった
エキスパートの補足・見解
小牧太騎手は1985年に地方競馬(兵庫)でデビューしたのち、2004年よりJRAに移籍し活躍した。JRA所属として騎乗するを見るのはあと僅かとなったが、今後も交流等でJRAの競馬場で姿を見ることはあるだろう。
今週、来週とJRA騎手としてのラスト騎乗となり、21日(日)はメインの中京記念(GIII)でワールドリバイバルに騎乗する。最後の大暴れに期待したい。