簡単に作れてコスパに優れているインスタントの袋麺。ただ、安い袋麺はどうしても味がチープになりがちなのが悩みどころです。

そのため、最近はインスタント麺を激旨にするアレンジがブームになっています。そこで今回は激安インスタント麺を高級出汁でアレンジしてみることにしました。

今回使用するインスタント麺はイオンプライべーどブランドの「オールタイムヌードル　しょうゆラーメン」。5袋入り224円（税込）と非常に安いのが売りになっています。

そして出汁として使用するのは久世福商店の「風味豊かな万能だし」。公式HPによると「焼津で燻したこだわりの鰹節粉末と削り節をベースに、さば節やいりこ、焼きあご、日高昆布などをバランス良く配合しました。」とのこと。久世福商店の看板商品で口コミ評価が高いのが特徴です。1袋5パック入りで583円（税込）とインスタント麺より2倍以上…

放送の中身は麦茶パックのようになっています。これをそのまま水につけてだしを取ることもできます。

今回は中身を開封して粉をそのままスープにいれました。久世福商店の出汁は2パターンで使用できるのが便利なところです。

今回の調理方法は普通に作るのではなく、冷やし麺として調理します。普通のインスタント麺を水で絞めると余計な油分が抜けて、生麺のようなコシと食感に変わります。付属の粉末スープと久世福商店の出汁を混ぜてスープは完成です。

分量は4人前作りました。水の量は800ml。粉末スープ4人前＋万能だし1パック＋冷水800mlという配合です。

完成品はこちら。自宅に余っている野菜とうずらの卵を上にのせました。久世福商店の万能出汁からかつおの香りが漂ってきて美味しそうです。

少し濃いめになってしまったスープですが、かつおなどの魚介系出汁が非常によく出ていて、本格的な味わいになっています。さすがにお店の味とまではいきませんが、高級チルド麺よりは美味しいできばえです。醤油ラーメンと万能出汁の相性は抜群ですね。

生麺のようなプリッとした中太麺も魚介系の出汁が効いたスープとよく絡まって、非常に美味しいです。病みつきになってしまいます。

本末転倒な一面も…

味については絶品ともいえるラーメンになりましたが、ネックなのが費用です。せっかく激安インスタント麺を使っているのに出汁の値段を考慮するとそこまで激安ではなくなってしまいます。

費用の計算をしてみるとインスタント麺179円（4人前）＋万能出汁116円（1パック）＝295円（4人前）となりました。1人前換算すると73.7円と少し安いかなといったところです。もし値段が気になる方は、もう少し安い魚介系出汁を使用してみることをおすすめします。

また、出汁の塩分が結構高いので、水の量が少ないとしょっぱくなってしまうので注意です。

美味しいのでおすすめですが、人によって色々アレンジのし甲斐がありそうに思いました。ごちそうさまでした。