【葛飾区】水に浮かぶ白いスイレンの花が涼しげ…水元公園の小合溜に咲くスイレンは真上からも見やすい!
立秋を過ぎてもまだまだ暑さが続く今日この頃。水辺を散策して涼を感じたい…という方も多いことでしょう。
悠々と水を湛える水元公園の小合溜では、あちこちでスイレンの花が咲いています。水の上に顔を出す白い花はたいへん涼しげ。真上から花を見られる場所もありますよ!
メインゲートから「噴水広場」への階段を降り、水元大橋が架かる小合溜の水面を見ると、スイレンの葉が群生している様子が見えてきます。
切れ込みのある丸い葉の間には、白いスイレンの花があちこち顔をのぞかせています。サイズは小ぶりですが、尖った花びらを開く形の良い花がとても優雅です。
とりわけスイレンの花が見やすい場所は、小合溜の南の角から、岸部に建つあずまやにかけてのエリア。護岸から池の奥に向かって、丸い葉の一群が豊かに茂っています。
屋根が日差しを遮る大きなあずまやは、水面を渡る涼しい風を受けながらスイレンを観察できる特等席。水分補給をしながら休むのにも最適な場所です。
コンクリートの護岸のすぐそばでも、花開いているスイレンがいくつも見られます。鮮やかな黄色のおしべやめしべを真上から見ることができるのが嬉しいポイント。距離が近いため、スマホでも簡単に撮影できますよ。
スイレンには温帯性のものと熱帯性のものがあります。小合溜で咲いているのは、温帯性スイレンです。こちらは午前中に花びらを開き、午後には花が閉じてしまいます。
とがった白い花びらの中の黄色いおしべやめしべをしっかり見るには、午前中の早めの時間に足を運ぶことをおすすめします。
水の上で涼しげに咲くスイレンの花を見に、水元公園の小合溜へ足を運んでみてくださいね。護岸のそばに咲く花を見る際には、足元にくれぐれもお気をつけください。
名称: 都立水元公園
所在地: 東京都葛飾区水元公園
開園時間: 常時開園
入園料: 無料
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から「水元公園循環バス(金63)」で「はなしょうぶ園」下車 徒歩約1分(土・日・祝のみ運行)
公式HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
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