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スイーツ芸人が教える「1000円台のセンスのいい夏ギフト」3選

スイーツなかのスイーツ芸人

よろスィーツ!スイーツなかのです。

今回は、1000円台で買える夏におすすめのお菓子を3つご紹介。

老舗の知る人ぞ知る逸品から高級ホテルの名物スイーツまで幅広くセレクト。

センスのいい贈り物をしたい時の参考に。

七條甘春堂

「コーヒーゼリーの花ようかん」
「コーヒーゼリーの花ようかん」

1865年創業、京都・東山区に本店を構える老舗和菓子屋「七條甘春堂」。七夕の世界観を表現した「京羊羹 天の川」をはじめ、季節ごとに彩り豊かな羊羹を手がけている。

こちらの「コーヒーゼリーの花ようかん」は、京都にある珈琲焙煎所「旅の音」とコラボした逸品。旅の音のコーヒーを使って、七條甘春堂らしい芸術性の高い羊羹に仕上がっている。

上から、ミントゼリーとラズベリー、ミルク羹、コーヒー羊羹、コーヒーゼリーと4層から構成。層の美しさにも見惚れてしまう。

エチオピア産のコーヒーを使ったコーヒーゼリーからは、フルーティーな風味に包まれる大人の味わい。ミルク羹が合わさると、まるでカフェオレのような甘さもあり、コーヒーが好きな人にはたまらないだろう。

和菓子と珈琲の魅力が見事に調和した、完成度の高い羊羹である。

七條甘春堂
「コーヒーゼリーの花ようかん」¥1,512
https://7jyo-kansyundo.shop-pro.jp/?pid=134707986

髙橋孫左衛門商店

「瑠璃飴」
「瑠璃飴」

新潟県上越市にお店を構える「髙橋孫左衛門商店」。江戸時代から400年の歴史を持つ老舗で、日本最古の飴屋さんとしても知られている。

銘菓「粟飴」は、もち米と麦芽だけでつくる水飴で、砂糖は一切使っていない。蒸し上げたもち米に麦芽を加えることで、酵素の働きにより自然の甘さを出している。

古くは、明治天皇が北陸巡幸の際に粟飴をお気に召され、自らお土産として買われたのだそう。

そのような歴史のある粟飴に、砂糖と寒天を加えて仕上げたのが「瑠璃飴」。ゴムをぷちんと割ると瑠璃飴が出てきて、水晶玉のような美しさにうっとりとする。

味はプレーンといちごの2種類。食感はぷるんと柔らかく、どこか懐かしい味わいにほっとする。冷やしてから食べるとより清々しく、爽やかな甘さは暑い季節にぴったり。

見ても涼やか、食べてもひんやりと美味しい、飴屋さんならではの夏のお菓子である。

髙橋孫左衛門商店
「瑠璃飴(10個入)」¥1,296
https://etigo-ameya.stores.jp/items/60ed97dfc3289c1d577e7c18

ザ・ペニンシュラ東京

「マンゴープリン」
「マンゴープリン」

東京・日比谷にあるラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。

ペストリーブティックには数々のケーキやチョコレートが並んでいるが、中でも有名なのが「マンゴープリン」。2007年、ザ・ペニンシュラ東京の開業に伴い開発された商品で、現在ではホテルの代表作として知られている。

そんな名物スイーツが、カップタイプでも楽しめるようになったのが、こちらのマンゴープリン。日持ちも長く、オンラインでも購入できるので、贈り物として抜群である。

フレッシュなアルフォンソマンゴーをピューレにして、ブティックで販売しているマンゴープリンと同じように、濃密な味わいがぎゅっと詰まっている。

まるで生菓子のようなみずみずしいくちあたりで、高級感のある美味しさに感動すること間違いなし。

カップタイプで販売されているのは、意外と知られていなく、ここぞという時の贈り物にぴったりだ。

ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
「マンゴープリン(2個入)」¥1,890
https://www.mistore.jp/shopping/product/900000000000000002666007.html

撮影=スイーツなかの

スイーツ芸人

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、芸人の道へ進み、子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強。特注のパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二のスイーツ芸人として活動を始める。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」など多数テレビ番組に出演。「CREA」「ViVi」で連載を持つなど、ライターとしての顔も持つ。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売、コンクールの司会や審査員を務めるなど、多岐にわたり活躍している。

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