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Apple Music「空間オーディオ」が目論む本当のアップデートとは?

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
「高音質な体験」を操って、ブランドを強化しようとしている

WWDC21が開催中だった6月8日、別のプレス向け説明会と共にApple Musicのアップデートが明らかになりました。

これまでアナウンスされていたとおり、7500万曲にも及ぶ全カタログでロスレス、あるいはハイレゾロスレスの音源が再生可能になった点。そして新たなフォーマットとして「空間オーディオ」が用意され、いずれもこれまでのApple Musicのサブスクリプションで、追加料金なしで使うことができるようになりました。

確かにロスレスは、往年のオーディオファンを唸らせる対応だったかも知れません。日本内外を見渡しても、ハイレゾロスレスの配信はより高い料金のサブスクリプションに含まれる機能だからです。

しかし、今回のアップデートの目玉はやはり空間オーディオ対応。実際に1ヶ月近く空間オーディオばかり聞いてきて考えた、これからの音楽に起きそうなことについて、考えました。

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体験的な思考

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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