【狭山市】令和6年能登半島地震に伴う災害派遣活動のため「令和5年度 入間航空祭」が中止となりました。
新年を迎えてから僅かのうちに、筆者は皆さんにまた残念なお知らせをしなければならなくなりました。
令和6年1月20日(土)に航空自衛隊入間基地で開催予定だった「令和5年度 入間航空祭」の中止が決定されました。
航空自衛隊入間基地広報班様によりますと、今回の中止は令和6年元日に発生した「令和6年能登半島地震」に伴う各種災害派遣活動に専念することを最優先するため中止を決定したとのことです。
また、石川県輪島市に所在する輪島分屯基地に所属している自衛官の方々は、自らが被災しながらも全力で活動を行っているとのことです。
毎年11月3日に開催されていた「入間航空祭」は都心からも近く、最寄りの駅である西武池袋線稲荷山公園駅から徒歩で5分というアクセスの良さもあり、開催される度に10万人以上の来場者で盛り上がっていました。
そして全国各地から集まった自衛隊機が地上展示がされたり、たくさんの出店が並ぶことでも大変有名なイベントです。
そして、皆さんが待ち望んでいたのは航空自衛隊が誇るブルーインパルスの展示飛行ですよね。青と白に彩られた機体が大空へと飛び立つ姿は、あまりの美しさに誰もが声を失ってしまうほどです。ブルーインパルスの繊細でいてダイナミックなアクロバット飛行は、見る人すべてを魅了し感動を呼んでいました
令和2年と令和3年は新型コロナウイルス拡大の影響を受け開催中止となりました。令和4年は規模を縮小し人数制限を設けた中での開催。
ですが、皆さんが待ち望んでいたブルーインパルスの姿はそこには無く、筆者の周りでも「もしかしたらブルーがサプライズで飛んでくれるんじゃないかって、入間川の河川敷に行っちゃったんだ(笑)。」「やっぱり、ブルーがいないのは寂しいよね...。」と、悲しみと落胆の声が多く聞かれました
そして「令和5年は無事に開催できる!」と思っていた皆さんの元に届いた知らせは、防衛省が開催する他のイベントが重なっていたために「入間航空祭は令和6年の年明けに延期」とのアナウンスでした。
そして5年の歳月を経て、地元や近隣地域の皆さんのみならず全国の航空自衛隊ファンの方々の大きな期待と共に舞い戻って来てくれるはずでした。
いつか必ず皆さんの元へと、航空祭もブルーインパルスも帰って来てくれるはずです!
現在、被災地では災害派遣活動に多くの自衛官の方々が奔走しています。被災された多くの方々が心と身体の健康を取り戻し、一日も早い被災地復興への道がひらけることをお祈り申し上げます。
▼航空自衛隊入間基地▼
住所:狭山市稲荷山2丁目3番地
電話:04-2953-6131(広報内線:2317)