【猫と植物】その観葉植物、猫にとって安全ですか?意外と知らない猫に危険な観葉植物
インテリアとして人気の観葉植物。ネットで人気のものを探したり、園芸店に探しに行ったりして、これなんかおしゃれかも?よし、これにしよう。ってちょっと待って!観葉植物にも猫に危険なものがあることを知っていましたか?猫と暮らしている方は購入するまえにもうひとチェック。猫にとって危険がないか確認しておきましょう。
猫にとって危険な観葉植物
特に人気のある観葉植物の中から猫にとって危険な植物を5つ紹介します。
モンステラ(サトイモ科)
危険な成分:シュウ酸カルシウム
症状:口腔内の炎症、よだれ、嘔吐など
ポトス(サトイモ科)
危険な成分:シュウ酸カルシウム
症状:口腔内の炎症、よだれ、嘔吐など
アイビー(ウコギ科)
危険な成分:サポニン
症状:口腔内の炎症、よだれ、下痢、嘔吐など
多肉植物 アロエやサボテンなど
危険な成分:バーバロイン
症状:下痢、急性腎炎など
ドラセナ(リコウゼツラン科)
危険な成分:サポニン
症状:下痢、嘔吐、しびれや麻痺、量によっては生死に関わる
*特にドラセナは毒性が強いので要注意です。
猫にとって比較的安全な観葉植物
それでも植物を飾りたい猫好きの皆さん、ご安心ください。猫たちと暮らしていても比較的安全な観葉植物も紹介します。
- ガジュマル
- パキラ
- サンスベリア
- エバーフレッシュ
- アレカヤシ / テーブルヤシ
これらの植物は猫にとって危険な毒性はないといわれています。私の家にもガジュマル、パキラ、テーブルヤシがありますが、猫たちがじゃれて噛んでも元気に過ごしています。しかし、猫がじゃれたくなるような葉っぱは、転倒に注意が必要です。猫は小さな怪獣ですから。
まとめ
すでに危険な植物がお家にある人も、猫が入らない部屋へ移したり小さいものは猫が届かないところに吊るしたりなどの対策を取りましょう。
全ての猫に症状が出るとは限りませんが、リスクは少ないほうが安心です。インテリアと猫を比べれば猫の健康に勝るものはありません。猫たちへの害を確認してから購入しましょう。
また、猫と暮らしている友人などに植物を贈る際に安全な植物かどうかを確認してから贈れば、とっても気の利く贈り物になるはずです。