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親の課題!?夏休み中に子どもが宿題したくなる部屋づくりのポイント

高桐久恵整理収納アドバイザー

岐阜県で整理収納アドバイザーとして活動している高桐久恵です。

いよいよ夏休みが始まりますね。お子さんたちは毎日どんな過ごし方をされるのでしょうか?

外は暑いし、なんとなく家の中で過ごすことが多い…。ダラダラとテレビを見たりゲームをしたりしてあっという間に一日が過ぎてしまいがち。

そんな子どもたちに宿題をさせるのが親にとっては一番の夏休みの課題だったり…。

今回は整理収納の視点から見た勉強しやすい環境作りのコツをお伝えしようと思います。

宿題をしたくなる仕掛けとは…?

兄弟2人のカゴを準備して分かりやすく置いておく。
兄弟2人のカゴを準備して分かりやすく置いておく。

子どもに宿題をしてもらおうと思うと、ちょっとした仕掛けが必要です。

私たち人間の脳は特定の刺激が与えられると、意思とは関係なく自動的に体に指示を出すという働きをするように作られています。

例えばテーブルに漫画が置かれていたとします。するとそれを見た脳は目の前にある漫画を手に取るように体に指示を出します。無意識に目にしたものを手に取ってしまうのは脳からの指示なのです。リモコンやスマホも目に付くと手にしてしまうのはそういった理由があるのだそうです。

ということは、子どもの勉強の邪魔をするものを視界から取り除く必要があるという訳です。

我が家の場合はこうしています。

我が家ではどうしても早めにやって欲しい宿題がある時は、部屋中を片づけてテーブルの上に宿題だけが置かれている状態にします。

そして1問解けば自動的に体が動くので多少は宿題の方に意識が向いてくれます。

その時に大事なのが声の掛け方。

「宿題しなさい!」「早くやりなさい!」このワードは逆効果です。

「何時からやろうか?」と子どもに考えてもらったり、「終わったら一緒に買い物に行こう」とその先の楽しみを想像させるのもおすすめ。

低学年のうちは親も一緒になって取り組むことも大切です。

集中力がつく収納のポイント

キャスター付きのワゴンがあれば必要な時にどこにでも移動ができます。
キャスター付きのワゴンがあれば必要な時にどこにでも移動ができます。

収納のコツとしては、

①学習スペースと家族がくつろぐスペースは分ける。

長男は小6で自分の部屋で宿題をするように。
長男は小6で自分の部屋で宿題をするように。

②机の上に気が散るものは置かない。

switchなんて視界に入れば一目散に手に取りますので絶対目に触れさせません。
switchなんて視界に入れば一目散に手に取りますので絶対目に触れさせません。

③文房具や教科書、ノート類など学習に必要なものはワンアクションでとれるように机の近くに分かるように置く。

スッと手を伸ばせば取れる無印良品の仕切りスタンドを使用
スッと手を伸ばせば取れる無印良品の仕切りスタンドを使用

私が依頼を受けてお邪魔するお宅の多くは2階に子ども部屋があるけれど、ただの荷物部屋になってしまい、子どもが高学年になってから慌てて片づけるというパターンがとても多いです。

使ってない部屋だとしても、その部屋に普段使わない学用品やストックなどをしまえばリビングまわりがごちゃごちゃにならずに済むので、ぜひお子さんのスペースは親のモノを置かずお子さんのモノを置くようにスペースをしっかり確保するようにしましょう!

整理収納アドバイザー

新しい自分に出会うお手伝いを!の言葉をモットーに今の自分を変えたい方のサポートをしています。整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、生前整理アドバイザー、発達支援教育士。講座セミナー受講者 1600人以上/片付け作業実績 1500時間以上/岐阜県大垣市在住。小学生2人の男の子ママ。

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