【どゆこと?】自身の派生機の派生機は自身?存在が矛盾するガンプラ
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは「新機動戦記ガンダムW」より、
ガンダムデスサイズヘル です!
一般のプラモデルお取扱店ではお買い求めいただけません。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド。
HGAC(High Grade After Colony)
新機動戦記ガンダムWのシリーズ。
◆前後ショット◆
OZとの戦闘で大破したガンダムデスサイズを極秘裏に修復・強化した機体「ガンダムデスサイズヘル」。
主に宇宙戦に対応した空間機動性の強化が施されています。
◆サイズ比較◆
HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。
設定上の全高は、当機が16.3mで、ガンダムは18.0m。
スケールはいずれも1/144です。
このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!
◆ガンダムデスサイズと比較◆
当機の強化前仕様にあたる「HGAC 1/144 ガンダムデスサイズ」と並べてみました。
発売は当キットより2年ほど早い2021年5月22日。
価格は1,650円で一般販売です。
一部のランナーを流用しているため本体部分は似ているところが多いですが、アクティブクローク(後述)のおかげで印象がカナリ変わっています。
◆バリエ元と比較◆
当製品は、2021年11月6日に発売されている「HG 1/144 ガンダムリヴランスヘブン」のバリエーションキットです。
そしてリヴランスヘブンは当機をベースとした改造ガンプラという設定です。
ってアレ? なんだかオカシイですね?(。´・ω・)?
「卵が先か?鶏が先か?」みたいな矛盾が発生していますが、作中の設定と製品化される順番の乖離から、ガンプラではたまにこーゆーことがおこりますw(;^_^A
◆パーツ構成◆
成形品 x 9、ポリキャップ、シール。
シールは通常のホイルシール。
枚数はそれほどありませんが、グレーのシールが非常に貼りづらいです。
指先の作業では無理っぽいので爪楊枝などの利用をお勧めします。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGAC ガンダムデスサイズヘル [XXXG-01D2] プレバン(当方のブログです)
ランナー
パーツがつながっている枠の部分のこと。
またパーツがつながった状態でも、ひとまとめにそう呼ばれます。
ポリキャップ
主にプラモデルの関節部分に使われる、柔軟性があって摩耗しづらいPE(ポリエチレン)製のパーツ。
◆付属品◆
- ツインビームサイズ
- ビームエフェクト
- ハンドパーツ
握り手 [左右]
平手 [左右]
ハンドパーツ
標準の「握り手」と「平手」が、それぞれ一組みづつ付属。
接続はボールジョイントで、かんたんに交換できます。
アクティブクローク
肩のアームに接続された外套状(がいとうじょう)の特殊装甲です。
計6枚のプレートで構成されており、前後のものは上下に大きくスイングします。
左右のものも同様にスイングしますが、こちらはさらに付け根がボールジョイントになっています。
アームは先端に2軸の可動箇所があり、
付け根は少しですが横スイング可能です。
ツインビームサイズ
リアアーマーにマウントされている当機の主兵装です。
利用の際は これを取り外し、
それとは別に付属する「展開状態」のものを、
標準の「握り手」で保持します。
サイズの先端部には3つの可動箇所があり、
それぞれスイング可能です。
バスターシールド
スラスターを内蔵した小型のシールドです。
通常は左腕に装備されていて着脱もできます。
ブレードの展開は左右が連動し、
中央には「ビームエフェクト」を接続可能です。
また裏側には3mm穴が設けられているので、一般的な丸軸スタンドを使用した射出状態のディスプレイにも対応します。
もちろん腕に付けたまま使ってもいいです!
ボーナスパーツ
これはランナーを流用している都合で付属する「HGAC 1/144 ガンダムサンドロック」のハンドパーツです。
角度付きの握り手として普通に使えます。
サムズアップにも見えますねw
余剰パーツ
当キットにはご覧の余剰パーツが発生します。
これは一部のパーツを他製品から流用しているがゆえに出る余りです。
そのまま使えるようなものはなさそうですが、ジャンクパーツとしてありがたく頂いておきましょう。
以上、HG「ガンダムデスサイズヘル」のレビューでした。