豊中市岡町に古民家を改装した素敵なお店がオープンしたという情報を聞き訪問してみました。

阪急宝塚線「岡町駅」から岡町桜塚商店街を抜けて5分ほど歩いた住宅街の一角に小さな看板を発見。そこには『KOMINKA nokisaki＋』の表記が。岡町で『nokisaki＋』と言えば駅前にあった自然農法で作られた野菜専門の八百屋さん。

さらに奥に入っていくとまるでジブリの世界のような緑に囲まれたお家が登場。

こちらの『KOMINKA nokisaki＋』は、自分のお店を開きたい人たちが、各々のサイズとスタイルで実現している「小さな商い」が入ったお店。岡町駅前にあった『nokisaki＋』も不定期で野菜を販売されています。

『KOMINKA nokisaki＋』のこの建物は築100年を超えた古民家。日本の古きよき和の世界が広がる癒しの空間です。

店内というかお家の中に入ると、縁側から広がる庭が見渡せます。子供が走り回りたくなるような広いお庭です。

店内に置かれているインテリアはどれも興味深いものばかり。懐かしさと趣が感じられます。

『KOMINKA nokisaki＋』の「小さな商い」のひとつにあるごはん屋さん『金子厨房店』。日本の暮らしを楽しむ料理をお弁当に詰めた定食屋さんです。

やってきたのはカーブがかわいいお弁当箱「季節のお弁当」（1,500円•税込）。蓋を開くまでのワクワクも楽しみの一つです。

お弁当の中身は「ホタルイカ酢味噌」「筍木の芽和え」「スナップえんどう」「かます幽庵焼き」など11種類。さらに「春わかめと筍のお吸い物」「古代黒米ごはん」に「粕漬と梅干」がついています。一つ一つ丁寧に作られた旬の食材を活かしたお料理の数々。イロドリも美しく、優しい味が身体に染み渡ります。

この日は自家製の天然酵母を使用したパンやお菓子を提供されている『パンとお菓子 日々』も営業日。北海道産を主とした国産小麦、きび糖や素焚糖などの砂糖、ゲランドの塩など、原材料にこだわったパンが販売されています。酵母もパンの種類によって、レーズン酵母、ヨーグルト酵母、酒種酵母などを使い分けているのだとか。

『パンとお菓子 日々』の「ラムレーズンのケーキ」（350円•税込）と『金子厨房店』のコーヒーをセットで。古民家の庭を眺めたり、いろいろな商いの様子を見たりしながらゆったりとした時間が過ごせます。

1階には国内やアジアの自然素材を中心とした生活道具や雑貨、フェアトレードや環境に配慮して作られた雑貨が販売されているお店『くらしの小さな雑貨店 Pungmul 』が商いされています。

『KOMINKA nokisaki＋』の2階に上がると、素敵な和室が広がり、ママ美容師さんによる『ponopono 』が営業されています。ドライヘッドスパの施術を取り入れた「あたまのおてあて」とハーブティーが楽しめる癒しの時間。デトックス効果のある粘土鉱物「クレイ」を使った「クレイ足湯」もされていて、自分にだけの時間が過ごせる癒しの空間となっています。さらに週に1度は手焙煎のコーヒーも提供されているそう。

他にもヨガやピラティス、はちみつ販売、黄土よもぎ蒸しや、おうちごはんのお店など多種多様な商いが開かれているようですよ。

古民家がまるで癒しの集合体ようなすてきなお家『KOMINKA nokisaki＋』。日替わりでいろいろな商いがされているので、ぜひ訪れてみて下さい！

【店舗名】KOMINKA nokisaki+

【住所】大阪府豊中市中桜塚1-11-10

【営業時間】商いによって異なる

【定休日】商いによって異なる

詳細はInstagramをご覧ください。