ポケットに入るサイズ感、3つのパーツで手入れが楽、115gと超軽量!アウトドアコーヒーに最適かも。
モノは最小限で挑みたいアウトドアコーヒーに、最適かもしれないコーヒー器具を見つけました。
それが今回紹介したいオーストラリア生まれの『Trinity Zero』。ガジェット感さえ漂う見た目は直径9cm・高さ5cmと、この上なくコンパクト。傷もつきにくいため、気遣うことなくカバンにサッと入れられるのが嬉しい。
ハンドドリップが億劫になるこの季節には、朝の時短アイテムとしても使えそうだ。「どんな風に淹れるのか」「肝心の味わいはどんな感じなのか」という点を中心に書いていこう。
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アウトドアに新しい選択肢を。ミニマルなコーヒー器具『Trinity Zero /トリニティ ゼロ』が、すごくいい。
超軽量、コンパクトな『Trinity Zero』レビュー
こちらがアウトドアコーヒー好きに紹介したい『Trinity Zero』。 サイズ感も然ることながら、重さも115gと極めて軽い。僕が使っているiPhone12mini (シリコンケース付き) が145gだったので、携帯性は問題なさそう。
今回は Kigu Coffee ( Kurasu が運営する海外ブランドを取り扱うサイト) で購入。価格は並行輸入品ではあるが5,500円。オリジナルサイトでの販売価格ともほぼ同じなので、正規でないからといって購入に躊躇う必要はなさそう (ただし保証はなし)。
抽出方法:パーツが少ないから手入れも楽!
まずはバスケットに18gの細挽き粉をセットし、本体下部に回しながら取り付ける。
次に約90度のお湯を本体内側のラインの位置まで注ぎ、1分待機。
時間が来たら蓋のシリコン部分を数回にわたってプッシュする。
全てのお湯を抽出し終えるとお湯、もしくはミルクで好みの味わいになるように薄めて完成!
スケールやペーパーフィルターを持っていく必要がないのはありがたい。環境にもいいし、自宅で淹れるときも忙しい朝には特に嬉しい。
肝心のコーヒーの味わいはどう?
大まかな味わいはタイトル通り、ペーパーのようなスッキリさと金属フィルターのオイル感の両方を感じられる不思議な感じ。エスプレッソをお湯で割るアメリカーノとかなり近い気がする。
個人的にはすごく好き。酸味と苦味の両方が抑えられて、とても飲みやすい。ミルクで割るとカフェオレのようにもなり、カップの中にホットミルクを予め入れておくと簡単に作れるのでおすすめだ。
複数杯淹れたい場合はフレンチやエアロプレスを使う
コンパクトなサイズ感のため、一人分しか淹れられないのが大きなデメリットだろう。2杯以上を淹れる場合は、定番のフレンチプレスやエアロプレスを使うことになりそうだ。
まとめ:外でコーヒー飲むならとりあえずカバンに入れておこう
こんな感じで『Trinity Zero』を紹介してみた。「鍋したい!」という投稿がSNSで目立つようになってきた11月上旬に、外コーヒーを勧めるこの記事は少し狂っているようにも感じてきたが、アイテムは素晴らしい。
最近お気に入りの淹れ方は、お湯の代わりにミルクを加えてカフェオレにして飲むこと。ドリップコーヒーで淹れるより濃厚だし、やっぱり簡単なのが魅力。気になる人はぜひ。
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