17日(日本時間18日)まで開催された米男子ゴルフのザ・プレーヤーズ選手権にて、リッキーファウラー選手がマナー違反を犯した観客に激怒したことがSNSで話題となっている。

事件は第3日の16番パー5のティーショットの際に起こった。リッキー・ファウラー選手が第1打を放った直後、「You！」と観客の1人を指差して激怒したのである。

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リッキーファウラー選手がドライバーを打つ瞬間に、カメラのシャッター音を鳴らして撮影したことが原因だったそうだ。

ゴルフではショットの際は観客も同伴者も静止して物音1つ立てないように心がけることがマナーとされている。それだけゴルフというものは繊細なスポーツであるのだ。

これはツアーに観戦に行った際だけ気を付ければ良いマナーという訳では決してない。普段我々アマチュアゴルファーがラウンドをする時も常に心がけるべきマナーである。

例えば他の人がアドレスに入っている際にまだ同伴者とお喋りをしていたり、静止はしているものの手袋を外す音を立ててしまったりということは、今回リッキーファウラー選手が激怒したマナー違反と同類である。

またツアー観戦に行った際も、その試合の観戦マナーは事前に確認しておくべきだろう。例えば昨年筆者が日本男子ツアー・カシオワールドオープンに観戦に行った際は、無音カメラでの撮影は許可されていた。

筆者が実際に撮影した石川遼プロの映像

しかし試合によっては撮影をすること自体が禁止になっていることもある。

また撮影が許可されていたとしても、アドレスに入ってからカメラの撮影開始音を鳴らしたりすることはマナー違反となる。

観客であっても同伴者であっても、常にマナーを遵守した紳士なゴルファーであることを心がけたいものだ。