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【東広島市】広島の新名物・「へそ丼」!

中本祥二地域発信ライター(東広島市・三原市)

Facebookや口コミで人気が高く、また私も2年前に食べたことがある、東広島市福富町のレストラン「くろぼや」さんにお伺いしました!

お店は、西条町から三次市方面に国道375号線をまっすぐ北上したそのすぐ傍にあります。

道路右手のこの看板が目印です。

「広島へそ丼」の幟が色鮮やかになびいています。

店内に入り、へそ丼(1000円)を注文しました。木の温もりがあふれる明るい店内です。

そしてやって来ました、へそ丼!小鉢が3つ付いています。大根葉の和え物、煮しめはだしがしっかり利いて、昔ながらの「おふくろの味」でした。もう1つの小鉢に入っているキムチは、丼の中身をかき混ぜたあとにかけると、ビビンバになるとのことでした。丼を食べる途中にかけて、味の変化を楽しむことにしました。※飲み物、箸はセルフサービスです。

へそ丼を提供する店は他にもありますが、ここくろぼやさんの特徴は、真ん中の卵です。白身を取り除いて黄身だけにすることで、まろやかさを引き出しています。

混ぜて食べてみると、牛こま切れ肉の甘辛さと黄身のとろみ、甘さが絶妙にマッチして、コク深い味わいになりました。なめらかな中に、天かすのサクサク感も合わさって良い食感でした。キムチを混ぜると、ちょっぴりピリ辛味のビビンバになりました。

店主さんの説明によりますと、以前は「豊栄へそ丼」(※豊栄は福富の隣町)でしたが、最近は「広島へそ丼」として売り出しているそうです(商標登録済み)。そういえば、筆者が前回お伺いした2年前は「豊栄へそ丼」だったような…。と思い出しました。「へそ」の由来は、福富・豊栄・河内各町が広島県の中央部に位置することです。今は広島県全体の名物へと押し上げられ、提供店が増えているそうです。三原市の広島空港にも専門店があります。

卵は豊栄の「高光養鶏場」で生産されています。地元食材を使った新・広島名物。濃厚な甘辛味とビビンバ風を両方楽しめますので、皆さんもぜひご賞味ください。

へそ丼はくろぼやさんからご提供いただきました。ありがとうございます。話題の引き出しが豊富で親しみやすい店主さん。常連客さんと親しく会話するそのシーンはとても和やかでした。

ちなみに、ツーリストに大人気のようで、記念写真がたくさん飾られていました!

お食事処 くろぼや

広島県東広島市福富町久芳10887-4
営業時間:11:00~14:00(ラストオーダー13:30)※油を使うメニューはラストオーダーが13:00
定休日:木曜日 ※2023年正月は6日(金)より営業
電話番号:080-6315-2848

地域発信ライター(東広島市・三原市)

東広島市に居住しております。フリーライター、「芸備線ディスティネーション協会」会長、小売店アルバイト店員。日本経済新聞コラム「私見卓見」や無印良品Webマガジンに寄稿致しました。東広島・三原の良いお話を発信してまいります。※日経新聞以外に以下新聞の投稿欄に掲載いただけました。中国新聞、北海道新聞、徳島新聞、熊本日日新聞、人吉新聞 ※安芸太田町のNPO法人賛助会員・島根県邑南町の地域おこし団体会員・世羅町と長野県の広島東洋カープファンサークル会員。

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