【いわき市】”映える”だけじゃない。しっかり美味しい「なべ焼きプリン」、食べたことある?
どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。
食べ物には食べた時の率直な感想、すなわち”食べて美味しい”という感想がもちろんありますが、食べ物を目の前にした時のイメージ、いわゆる”見るからに美味しそう”という要素も重要だと思っています。
食べる前からいかにも美味しそうな印象や、美しく仕上がった料理を目にするだけで美味しさが倍増するような、そんな相乗効果があらわれるのも見栄えがいい食べ物が持っている魅力のひとつ。
過去にご紹介してきた美味しい食べ物たちも、実際に食べ物を目の前にした瞬間”これは見るからに美味しそう!”と思える食べ物たちが、実際に口へ運んだその瞬間に予想を裏切ることはありませんでした。
そんな見栄えのいい食べ物の中でも今回は、特に見た目が美しく可愛らしい”映える”スイーツをご紹介します。
その名は「なべ焼きプリン(税込1,700円)」。
こちらの「なべ焼きプリン」は、地元の人たちに愛され続けた和洋菓子の老舗「いわき 風月堂」さんで、約20年前から販売している商品です。
けっこう有名な人気商品なので、知っている方々も多いでしょう。
小ぶりの土鍋の中にプリンが入った、ちょっとめずらしいスタイル。
プリンの上にはデコレーションされたフルーツたちが、可愛らしさいっぱいで顔を覗かせています。
土鍋のデザインとベストマッチしたこの表情を、スプーンで崩してしまうのがもったいないと思うくらい絵になる一品です。
それでも意を決して、まずは一口目をいってみましょう。
プリン自体はかなり柔らかく、トロリとした感じ。
液体ではないですが、それに近いようなイメージです。
ただ、味わいはまさしくプリン。
しかもこの”なめらかさ”と”まろやかさ”、そして”ほどよい甘さ”は秀逸。
シルキーさでいえば、過去一かもしれません。
スプーンを入れればすぐにキャラメル部分が顔を出しますが、このキャラメル部分がビターすぎないところもいいですね。
プリンとキャラメルが合わさっても極端に変化しない味わいが、私的にはかなりお気に入りの部分。
そこにフルーツといっしょにプリンを食べればあら不思議。
フルーツ自体が持っている甘味や酸味にまろやかさが加わり、角が取れたかのような味わいになってフルーツがよりいっそう美味しく感じられました。
そして絶妙に後味がプリンで完結します。
ただ、プリンもフルーツもキャラメル部分もどれかひとつが強めに主張することなく、土鍋の中で一つのプリンとして一体感が感じられるのも「なべ焼きプリン」の特徴かもしれません。
しっかりプリンの味わいですが全体的にサラッとしているので、土鍋一つ分くらいペロリと食べられそうな、それくらい飽きの来ない美味しさと食べやすさが備わっています。
この美味しさはまた新発見かも。
見た目の可愛らしさもさることながらこの「なべ焼きプリン」、味わいもかなり満足度の高いプリンなので、一度土鍋ごと思いっきり堪能してみてはいかがでしょうか?
きっと「いわき 風月堂」さんの”沼”にハマりますよ。
和洋菓子「いわき風月堂」
住所:福島県いわき市中岡町3丁目7ー9
営業時間:8:30~19:00
電話番号:0246-62-3958
定休日:火曜日