冷凍しないなんてもったない「にんじん」腐らせて捨てないで【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授!
冬野菜がおいしい時期になってきました。特に「にんじん、大根、ごぼう」などの根菜類がいよいよ旬を迎えています。スーパーなどの売り場にも、たくさん目にする機会が多くなってきているかと思います。その中のひとつ今回は「にんじん」を解説します。
保存する際は気をつけて!
「にんじん」は、袋に数本入って販売されていることが多いため、1本だけ使用してあと残りは取っておこう!と思う方も多いはずです。もちろん冷蔵庫に入れてそのまま保存するのはOKです。その際には新聞紙やキッチンペーパーなどにくるんでから、ビニール袋に入れて乾燥させないようにして野菜室へ。それもめんどくさい方は最低限、ポリ袋だけでもいいので入れて保存してください。さらにカットしたものは、しっかりとラップをして早めに使いきってください。
ちょっと気をぬくと冷蔵庫内でも成長します!
にんじんは、ちょっと気を抜いて冷蔵庫の奥で忘れてしまうことも多い野菜のひとつになっています。冷蔵庫内でも「にんじん」は、どんどんエネルギーを消費し白い根っこが出てくることがあります。もちろん、まだまだ食べられますが栄養成分がその成長に使われてしまうので、とにかく早めに食べきってください。
食べきれないと思ったら冷凍ストックを!
袋の状態で一度に大量購入してしまい、使いきれないと思ったらカットして、保存袋に入れて冷凍ストックをおすすめします。すぐ使えるように私は、千切り状態にしたり、薄いイチョウ切りにしてます。冷凍のまま炒め物に使用したり、お鍋のときの彩りにするために細く薄くカットしておくと、すぐに火が入るので時短にもなり楽々、手抜きになります。
「にんじん」は乾燥すると、黒ずんで痛んだり、ふにゃふにゃ・ブヨブヨになってしまうことが多いので、シャッキと新鮮なうちに冷凍ストックしておき、食品ロスを減らした食生活を楽しんでください。
※この記事には個人の見解を含みます。
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