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【基本のおはぎ】圧力鍋で「あん」から手作り

さいとうあきこ圧力鍋研究家

春のお彼岸、そしてお花見シーズン。
圧力鍋で作る「手作りおはぎ」はいかがでしょうか?

おはぎって、とてもシンプルな材料で作れます。

小豆からあんを作るのも、お米を炊くのも、
圧力鍋があれば意外と簡単に作れますよ。

小豆は、水つけの必要なく、すぐに調理にかかれます。
ぜひ、挑戦してみてくださいね

圧力鍋で柔らかくゆでた小豆に、砂糖を入れて煮れば、「粒あん」に、
ブレンダーにかけて滑らかにすれば、「こしあん風」になりますよ。

本来のこしあんは、ゆでた小豆を裏漉しして、皮を取り除きますが、
このレシピでは、皮ごと滑らかにつぶして作ります。

☆☆圧力鍋で作る自家製小豆あん(粒あん・こしあん)☆☆

材料(できあがり量 約700g)
・小豆        250g
・水         800ml
・砂糖(きび砂糖)  200g
・塩         ひとつまみ

1)小豆はよく洗ってたっぷりの水(分量外)とともに鍋に入れて、
グラグラと3〜5分ほど沸騰させて、ザルにあげて水気を切る (渋切り)
小豆は表面をさっと水洗いし、鍋(圧力鍋)も洗う

2)圧力鍋に(2)の小豆と分量の水を加える

3)ふたを閉めて火にかけ、沸騰して圧力がかかったら10〜15分加圧調理する
※ゼロ活力なべ(赤オモリ)は、10分加圧調理する。
その他の圧力鍋は付属のレシピ集を参照してください

4)火を止めて、15分ほど蒸らし、圧力が下がったらふたを開ける
小豆が十分に柔らかくなっていたら、ザルなどで煮汁と豆に分ける

※小豆を、親指と小指ではさんで、簡単につぶれるくらい柔らかければOK

5)小豆だけを鍋に戻し、砂糖、塩を加えてよく混ぜ、中火にかけて混ぜながら練り上げる
※この時、突沸して熱いあんが飛び散るので、ミトンなどをはめて火傷に注意!

6)水分が蒸発して、鍋底に線がすっと入るくらいになったら、 バットなどに広げて冷ます
※ あんは冷えると固くなるので、「少し柔らかめかな?」くらいで火を止める

7)冷めたら、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存。
小分けにしてラップで包んで冷凍すれば、長期保存(冷凍で1ヶ月程度)も可能です。

こしあん風にする場合
手順(4)で水気を切った小豆を、ブレンダーにかけてなめらかになるまで撹拌する。
そのあとは、同様に砂糖と塩を加えて、中火にかけて練り上げる。

小豆あんの作り方は、こちらの動画でもご紹介しています

あんができたら、おはぎを作っていきましょう!

お米を炊くのは、炊飯器でもOKですよ!

本来は、炊いたお米をすりこぎでつぶすし、固く絞った晒しの布を使って成型しますが、
そんな専門的な道具、おうちにはないですよね?

だから、しゃもじでお米をつぶして、ラップで成型しちゃう、お手軽レシピです。

あんで包んだおはぎと、あんを中に入れてきな粉や黒すりごまをまぶしたおはぎ。
関西では、「青のり(お好み焼きなどにかける青のり)」をまぶしたものもありますよ。
あなたはどのおはぎがお好きですか?

☆☆圧力鍋で作る自家製おはぎ ☆☆

材料(12個分)
・もち米  1合
・米    1合
・水    2カップ(400ml)

・小豆あん 400〜450g
・きな粉、黒すりごま、青のりなど 適量

1)もち米と米は洗って分量の水に30分ほどつけておく

2)圧力鍋に(1)をつけ水ごと入れて、ふたを閉める

3)火にかけて、沸騰して圧力がかかったら、弱火にして1〜3分加圧調理する
※炊飯器ならいつも通りに炊飯するだけ!

4)火を止めて10分ほど蒸らして、圧力が下がったら、ふたを開けてほぐす

5)しゃもじやすりこぎなどで、米粒を半分程度つぶす

6)12等分して、ラップに包んで丸める

7)小豆あんを丸める
あんで包むおはぎは、1個あたり35〜40g
きな粉などをまぶすおはぎは、1個あたり20~30gが目安です

あんで包むおはぎ(粒あん、こしあん)
ラップに1個分のあんをのせて、ラップの上から押さえて10〜12cm程度に広げる、
真ん中にご飯を置いて、周りのあんを押し上げるようにして包む
※電子レンジ対応のカップに入れておくと、固くなったらそのままレンチンできます

きな粉(黒ごま・青のり)のおはぎ
ラップに1個分のご飯をのせて、ラップの上から押さえて10〜12cm程度に広げる、
真ん中にあんを置いて、ご飯であんを包むようにして丸める。

きな粉(黒ごま・青のり)が入ったボウルに入れて、くるくるとボウルを回してきな粉をまぶしつける(粉が飛び散らないのでラクです)
※電子レンジ対応のカップに入れておくと、固くなったらそのままレンチンできます

おはぎの作り方は、こちらの動画でもご紹介しています

桜の季節だから、ちょっとおめかし

市販の桜の花の塩漬けを飾れば、お花見にもぴったり!

ほんのりした塩気がおはぎによく合います
ほんのりした塩気がおはぎによく合います

桜の花の塩漬けは、30分ほど水につけて塩抜きしてお使いくださいね

30分程度水につけて塩を抜いたら、茎を1.5〜2センチ程度残して一輪ずつに分ける
30分程度水につけて塩を抜いたら、茎を1.5〜2センチ程度残して一輪ずつに分ける

甘さ控えめの自家製あんで作る、手作りのおはぎ。

冷えてごはんが固くなったら、電子レンジで30秒ほど温めてお召し上がりくださいね。

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