「夜の大温室ってどんな様子なんだろう」と思ったことはありませんか？

浜松市浜名区（旧北区）の「はままつフルーツパーク時之栖」で開催中の「ウィンターイルミネーション ～光の果樹園～ 2024-2025」では、大温室（熱帯果樹温室「トロピカルドーム」）内にもイルミネーションが灯ります。

普段、滅多に入ることができない空間へLet's go!

同園での今シーズンのイルミネーション開催期間は2025年2月24日（月・祝）まで。1月26日（日）以降は金・土・日・祝日のみの開催です。
イルミネーションの点灯時間は午後5時頃から9時までで、暗くなれば正門も画像右上のように光に包まれます。

開催エリア内に煌めくイルミネーションは約300万球。光のトンネルや日本最大級の噴水ショーなどが楽しめ、来園者に好評です。

園内のイルミネーションについては、こちらをどうぞ▼
【浜松市】園内に煌めく300万球のイルミネーション！はままつフルーツパーク時之栖で開催中

トロピカルドームは光の階段の先

トロピカルドームへは光の階段を下りた先の左側に。
本来はワインカーブの中からも行けますが、ワインカーブが工事中のため隣接している熱帯果樹温室との間にある出入り口から入ります。

熱帯果樹温室「トロピカルドーム」で見られる植物はバナナやレイシ（ライチ）のほか、ドラゴンフルーツやミズレモン、ジャボチカバなど珍しい果物たち。
一年を通して植物の生育状況をご覧いただけますが、夜の様子を見られるのはイルミネーション期間のみ。20：45まで鑑賞可能です。

※2024年12月現在、熱帯果樹温室は工事中のため見学できるのはトロピカルドームだけです

トロピカルドームの出入り口は建物をぐるっと回り込んだ先に。すると突き当るので、案内表示に添って左に曲がればドームの扉に到着します。画像の黄色い矢印を参考にしてくださいね。

なお、建物内は通り抜けができないため、突き当りまで行ったら折り返してこの扉まで戻ります。

神秘的な雰囲気が漂う夜の大温室

扉の向こうは日中とは異なって神秘的な雰囲気。
イルミの色は柔らかい白で統一されていて賑やかさは感じられず、いつもは静まっているだろう植物たちの違う姿を見ることができました。

曲がった通路の先がどうなっているのかドキドキ。なんとなくナイトジャングルに迷い込んだ気分。

右を見たり左を見たり。時々、天井に映る様子を楽しみながら歩いていると、竹で組まれた囲いが目に留まりました。

植物の名は「ドラゴンフルーツ」。夏の夜に月下美人のような白い大輪の花を一夜だけ咲かせるサボテン科の果物で、国内では主に沖縄県や鹿児島県で栽培されています。

ドーム内には通路の両脇にライチが植えられた場所も。ストレリチア（極楽鳥花）も元気よく咲いていました。

滝のライトアップは七変化

しばらく歩くと、どこからか水音が聞こえてきました。

そういえばワインカーブからトロピカルドームに入ると、間もなくの所に滝が流れているよね。

と思いながら進むと、右側にライトアップされた滝が。
そう、水の音はここからだったんです。

赤、白、青…。変化するライトの色とともに変わる滝の表情を、ぜひその目で確かめてみて！

先述したようにワインカーブへは行けないため、滝の少し先で折り返しました。

通る道は同じだけど見える景色が違うので、これはこれで新鮮。天井近くまで伸びる植物やドラゴンフルーツの竹囲いも、往路と同じなのにね。

同じ道を行き帰りするので、往路では気が付かなったドーム内の様子にも気が付けます。

ふと窓の外に目を向けるとペルレ脇の光の通路が見えました。
光の通路には今シーズンのイルミュージアム作品が色どりを添えるかのように並んでいます。
イルミネーション輝く外の景色を温かい温室の中から眺めるのもいいいなあ。

イルミュージアムについて書きました▼
【浜松市】はままつフルーツパーク時之栖のイルミュージアムは今シーズンも力作揃い！

株元からライトアップされたバナナや可愛らしい多肉植物、フォトスポットにピッタリなハイビスカスガーデンなど、トロピカルドーム内にはまだまだ多くの見どころがあります。

今冬はイルミ灯る夜の大温室に入ってみませんか？

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2024年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事は無断転載およびAI学習禁止です。（麻生のりこ）