【多肉植物】葉挿しの成長が止まったらいつもやってます!水やりに混ぜるだけのお手軽ワザ
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
夏本番!順調に大きく育っていた多肉植物たちの成長が緩やかになってきましたね。
経験上、エケベリアは気温が30度を越す日が続くと成長が緩やかになる傾向にあります。
セダムは、緩やかになるもののエケベリアよりも成長速度は速いように感じます。この時期、日陰に移動したセダム達は日に日に徒長を・・・。徒長も立派な成長です。
日差しをもとめ上へと葉を広げお日様に近づいていく。そんな今日この頃。
葉挿しの成長もストップしていませんか?
今日は、小さい葉挿しだからできる夏も強制的に成長させる裏ワザをご紹介します。
多肉植物の葉挿しの成長が止まる理由
この時期多肉植物の葉挿しの成長が止まる理由は3つあります。
- 調子が悪い
- 暑さ
- 根鉢
調子が悪い葉挿しは、その原因ととり除くと新芽が育ちます。病害虫が原因の事が多くベニカEXや適切な薬剤で処置したり、風通しの良い場所で養生すると徐々に復活します。
ただ、葉挿しは多肉植物の赤ちゃん。病害虫にやられダメになることもあります。
今回紹介するのは、暑さと根鉢が原因で成長がストップしている葉挿しに使えるワザです。
成長ストップした葉挿しを元気にするワザ
小さな親葉と生まれたての新芽と新根で生きている葉挿しは、つねに水分と栄養を干している状態です。
暑さが厳しくなると、水を吸い上げるチカラが弱まります。根鉢状態では土に蓄える水分量が低下します。
こんな状態の時、お水だけだからって枯れる事はありません。
ゆっくり成長してます。が、小さな葉挿しから育つ葉を発見するたびに幸せな気持ちになるじゃないですか?
少しでもいいから、成長をみたい!
ただでさえ、多肉がダメになりやすい夏。葉挿しの成長で癒されたいですよね。
そんな時は液肥を使います。
即効性のある液肥はすぐに効果が表れやすいほかに、のちのち肥料が残る心配が少ないのが特徴です。
緩効性肥料は長期間にわたり徐々に大きくなる利点はあるものの、株に肥料が残り冬の紅葉に影響がでることがあります。
いっぽう、液肥は長期的な効果は期待できないものの、紅葉への影響が少なく、まさに今大きくしたいって時に有効的です。
私がよく利用するのが『ハイポネックス微粉』株を丈夫にするカリ成分を多く含み、逆に葉の育ちをよくする成分が抑えられています。
約6リットルのバケツに付属スプーン小さじ2杯を溶かし、株もとに直接水やりもしくは、底面給水トレーに1200mlをベースにあげています。
この時期(梅雨~10月中旬)までは、夕方の水やりが基本です。完全に乾くのに時間がかかる環境であれば、鉢の半分を目安に、1週間以内に完全に乾くのであれば、全体に染みわたる量がおススメです。
お水だけで水分補給した時より、ひとまわり大きくなるのを実感できます。もし、大きくならない時は、病害虫にやられている可能性もあるので注意深く観察してみてください。
さいごに
今日は、なかなか大きくならない夏の葉挿しのお尻とたたく(笑)ワザをご紹介しました。
1か月に1回程度の間隔で、成長がゆっくりだな~と感じた時に液肥あげてみてくださいね。
暑い日が続きます。人間の健康管理第一に多肉ちゃん達を楽しみましょう。