マンテンホテルにある割烹居酒屋「鯛屋」に、ランチを食べに行ってきました。こちらのお店は、お店の真ん中に生け簀がありそれを囲むように席があります。会社の新年会や会合などで使用されることも多いお店ですが、ランチも人気があります。割烹料理らしい味付けや板前さんの仕事がキラリと光るランチなので、ご紹介します。

店内に入ると、すぐにカウンターに案内されました。目の前に生け簀があるので、どんな魚がいるか覗き込みたくなります。小さい頃よく連れて行ってもらった、今は無き、銀鱗というお店を思い出しました。懐かしい。

この日は、お目当ての「紅ずわい蟹・いくら・鮭わっぱ御膳」が売り切れていたので「国産牛ステーキ定食」を注文しました。小鉢や味噌汁にコーヒーもついてきてステーキが食べられる定食で、税込1,100円です。

10分ほどでランチが運ばれてきて、目の前に置かれました。上品なステーキランチで、まろやかなマッシュポテトが添えられています。小鉢は、餡掛け豆腐で出汁が効いていてトロリとした喉越しが特徴でした。お肉はあっさりとした見た目ですが、肉の旨味がうまく閉じ込めてあります。マッシュポテトと一緒に食べると濃厚な味わいになり、ずっと口の中に入れておきたいほど美味しかったです。歯であっさり噛み切れるほど柔らかいステーキなので、ご年配の方も美味しく頂けます。

一見シンプルなステーキ御膳でしたが、しっかりとした板前さんの職人仕事が感じられるランチでした。これは、夜の部も絶対美味しいと確信です。夜の部は、宿泊とセットになったお得な宴会メニューもあるのでいつか利用したいと思います。とりあえずは、今回食べそびれたわっぱ飯を近いうちに食べに行きたいです。どのランチも美味しそうなので、ぜひ足を運んでみてください。