【志摩市】波の音を聞きながら幻想的な小径を行く
浜島の海岸横にある魅惑の散歩道・ビン玉ロードに行ってきました。
志摩市浜島町浜島、国道260号沿いで以前ご紹介させていただいた西口屋の近くです。
以前の主要道路だった浜島の町中から行くよりも、鵜方方面から桧山路川の信号を右折、直後に左折し南張方面に向かう県道17号から浜島に向かった方がわかりやすいです。小さなトンネルを抜けると伊勢えび大王のモニュメントが左手に見えて来ます。ここから次の信号を右に入ってすぐです。駐車場、お手洗いもここにあります。
伊勢えび大王は「ビン玉ロード案内大使」に任命されています。
ビン玉ロードの側にも専用駐車場がありました。
実は、夕方と日が暮れてからの2日に渡りビン玉ロードに行きました。
日が暮れてから行った時はこちらの駐車場に気付かなかったんですよね。
ビン玉の街灯もありましたよ。
こちらはビン玉の中にヒオウギ貝の色鮮やかな稚貝の貝殻が入った小さいボールがたくさん詰められていました。可愛いですね。
これは明るい時間帯の「絆の灯」です。
暗くなるとこんな風になります。
ここに座ってビン玉の幻想的な灯りを眺めてお茶を一口。波の音と潮風が心地よいです。
ビン玉ロードで使用されているビン玉の一部は、遠洋漁業を通じて浜島と古くから親交のある宮城県気仙沼から贈られたものなのです。東日本大震災で被災した東北地方の1日も早い復興を祈るため2012年4月28日に完成し、「絆の灯」(きずなのひ)と命名されました。
三角錐の一辺は宮城県気仙沼に向いています。
暗くなると徐々に幻想的な雰囲気になってきます。
もっと暗くなるとビン玉の柔らかな光りが際立ってきます。
少し引くとこんな感じです。
空気が澄んでいる冬場の方がより一層綺麗に見えるのではないでしょうか。
ビン玉の中はこのようなLEDライトになっていました。
ビン玉ってガラス製なので結構重いんですよね。志摩市では漁業や真珠養殖によく使用されていたそうです。現在はガラスからプラスチックに変わっているようで、ビン玉の再利用なのですね。
散歩道を彩るとても素敵なアイテムになりました。
興味のある方は是非、ビン玉ロードを訪れてみてくださいね。
近くのホテルの宿泊客の方も「食後の運動にホテルの人に勧められたけど、志摩に来たって感じがしていいね」と仰っていました。
~ビン玉ロード~
住所 :志摩市浜島町浜島1416‐8
点灯時間:日没~23:00