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【神戸市中央区】昭和の残り香漂う地下街がもう一つあった!西元町駅「6タウン地下街」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

阪神元町駅の「有楽名店街」が2023年9月末で閉鎖され、新聞、テレビなどでも取り上げられましたが、メディアで紹介されることもなく、ひっそりと佇む昭和の香りが漂う地下街がもう一つあります。それは神戸高速鉄道西元町駅にある「6タウン地下街」。こちらは、まだ閉鎖されていません。

「6タウン地下街」があるのは西元町駅の改札を出たところ。神戸の街を描いた壁画が真ん前にありますが、そのすぐそばに「6タウン地下街」への入り口が。

阪神元町駅の「有楽名店街」とは違い、こちらの地下街はご存知ない方も多いのではないでしょうか。

「有楽名店街」と同様、昭和の雰囲気が漂っています。こちらはさつまという居酒屋ですね。

「ここ32平米のお店が出せます」と。QRコード付きの比較的新しい掲示物のようなので、今も出店者を募っているんですかねー。

酒処 羅子という居酒屋さんも営業中。おでんが名物のようです。

こちらのChouChouというお店は看板が新しい感じ。

ピアノがこんなところに!ストリートピアノ??

こちらは2018年から営業しているBOP CAFE。中にはライブスペースがあり、音楽ライブなどが行われています。次回のライブは11月12日だそう。

壁にはライブのフライヤーがいっぱい。

アサヒビールの古いポスター。これは昔からここにあるのではなく、あえて昭和感を演出するために貼られているような感じもしますね。

天井がなんだかすごい。

奥には階段がありますが、抜けられないようになっていました。

地上に出ると昭和からいきなり令和の時代に。

西元町駅の近くには、再整備中のモトコー6番街やモトコーミュージアムもあります。

駅の山側にある西元町駅に向かう階段も昭和っぽい!

まるで令和から昭和の世界へタイムスリップするかのような雰囲気。

いかがでしたか?「6タウン地下街」とその界隈。
阪神元町駅の「有楽名店街」は消えてしまいましたが、「6タウン地下街」はまだ残っています。ぜひ周辺と併せて今も神戸に残る「昭和」を探しに訪れてみてはいかがでしょう。

基本情報

スポット名:6タウン地下街
住所:兵庫県神戸市中央区元町通6丁目7
アクセス:神戸高速鉄道 西元町駅 下車すぐ

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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