NBA王者のウォリアーズと正反対に、NHLチャンピオンはホワイトハウス訪問を決定
アメリカで社会問題となっている人種差別への抗議を表明するため、NFLの試合前の国歌斉唱時に、一部の選手が起立をしなかったことなどに端を発した大きな騒動が、現地のメディアで連日大きく報じられています。
▼NBA王者は「NO!」
NBA王者のゴールデンステイト ウォリアーズは、看板選手のスティフィン・カリーらが、北米4大メジャースポーツの優勝チームが招かれて、ホワイトハウスを訪問する恒例行事に、不参加の意向を表明。
それに対してドナルド・トランプ大統領は、招待を取り消すと発表しました。
▼NHLチャンピオンは「YES!」
NBA王者とは対照的に、昨季のNHLを制した ピッツバーグ ペンギンズ は、昨夜(現地時間)声明を発表。
「ホワイトハウスを訪問する優勝チームの長い伝統の制度を尊重し、今年の招待も受け入れることを決めた」
と従来どおり、ホワイトハウスを訪問する意向を明らかにしました。
▼他のチームへの配慮も
ピッツバーグは、この決定に至った理由を、「大統領の政治、政策、議題に対する合意や意見の不一致は、他の方法で表現することもできる」と公言。
しかしながら、他のチームや選手への配慮から、「他の個人や団体の権利は大いに尊重する」とも発表しています。