【札幌市中央区】大通公園のバラの開花状況(2022年6月15日)
気づけば6月も半ば、大通公園12丁目のバラ園がすでに見ごろを迎えていました。
2022年6月15日、19時前後の様子です。
小雨が降りかけている曇天の下でしたが、きれいなバラが見られました。
つぼみから開きかけのバラが好きな人は早めに見に行くのがおすすめです。
さまざまなイベントも開催され始め、日中から夜まで地元民や観光客で賑わっている大通公園。
平日の18時を過ぎ、西4丁目から12丁目のバラ園まで来ると、ぐっと人が少なくなる印象です。
咲きかけているものから、すっかり満開になっているバラもたくさんありました。
夕方遅めの時間は人が少なめで、花をじっくり鑑賞するのに良いタイミングかもしれません。
左右対称の美しい庭園は13丁目にある札幌市資料館と一体となって、周辺全体がヨーロッパのお城とその庭園のような雰囲気があります。
このエリアは、大通公園の中でも札幌の姉妹都市との友好のしるしとなるゾーン。ミュンヘン(ドイツ)、ポートランド(アメリカ)、瀋陽(中国)にゆかりのあるものが各所に配置されています。
中心の水路を挟んで、庭の北側はポートランドのあるアメリカ、南側はミュンヘンのあるドイツのバラが植えられているのはそのためです。
ポートランドはバラの都市としても知られ、毎年6月にはポートランド・ローズ・フェスティバルが開催されているのだそう。
同じ時期に札幌でもバラが見ごろなのは何だかうれしいです。
すっかり開いた花もあり、一方でまだつぼみもたくさんあります。
6月15日時点で充分に見ごろという印象でしたが、さらに咲き進んでいきそうです。
赤、白、黄、ピンクや紫、オレンジなど色とりどりです。
グラデーションが美しい花もありました。
品種によって形や雰囲気もそれぞれ異なり、華やかなもの、可憐なもの、清楚な雰囲気のものなどさまざまです。バラの花の奥深さに魅了されてしまうかも。
あいにくの天気でしたが、雨の夕方のバラ園も独特の雰囲気があって良いものでした。
週末にお天気が回復したら、たくさんの人で賑わいそうです。
施設管理者はもちろん、今年も多くのボランティアの人たちの手も借りながら美しいバラ園が維持されています。
鑑賞マナーを守って楽しみたいですね。