暑い季節が到来し、子どもたちの部活動や外遊びがますます活発になる中、熱中症対策は欠かせません。今回は、誰でも手軽に購入できるダイソーの熱中症対策グッズの中からおすすめをご紹介。これら続く真夏日に向けてしっかり準備をしていきましょう。

熱中症予防に必要なことは？

熱中症を未然に防ぐには、そもそもどんなことに気をつけたら良いのでしょうか。

熱中症予防に必要な3つのポイント

熱中症予防に必要な3つのポイントは、以下のとおりです。

• 暑さを避けること
• からだの蓄熱を避けること
• こまめに水分を補給すること

具体的な熱中症対策5つ

子どもの部活動や外遊びの際に活用したい熱中症対策を簡単にまとめると以下の通りになります。

• 日傘や帽子の着用
• 日陰の利用、こまめな休憩
• 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用
• 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
• のどの渇きを感じなくてもこまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを定期的に補給

今回は、上記の対策に役立つおすすめグッズをご紹介していきます。

ダイソーで買える熱中症対策グッズおすすめ8選

熱中症対策に使えるアイテムはダイソーにもたくさんあります。2024年6月中旬、実際にダイソー店舗にあった商品の中からおすすめを厳選してみました。

• 塩レモンキャンディ
• 塩分チャージタブレッツ ポケット
• 塩分チャージ レモンゼリー
• 熱中対策水パウダーアソート
• 熱中対策ゼリーぶどう味
• ボディシート
• ポーチ付クールタオル
• 瞬間冷却80GＸ3

塩レモンキャンディ

さっぱりとした美味しさの「塩レモンキャンディ」は手軽に塩分が補給できるアイテム。1袋あたりクエン酸830mgが配合されています。

ダイソーには、塩レモンキャンディ以外にも違った味の塩飴がいくつかあります。

• 塩キウイ飴
• 塩とまと飴
• 塩マスカット飴
• 塩パイン飴

塩分補給用といっても、どうせ食べるなら美味しいものが良いですよね。積極的に食べるように、子どもに好きな味を選ばせて買うのがおすすめです。

塩分チャージタブレッツ ポケット

サクッと短時間で塩分が補給できるラムネタイプのタブレット。ダイソーで販売されているタイプはコンパクトなサイズなので、持ち歩きに便利です。

塩分チャージ レモンゼリー

こんにゃくパークの人気商品がダイソーにも登場。凍らせてシャーベットとしても食べられるレモンゼリーです。お弁当の保冷剤代わりに入れておやつタイムに食べるのも良さそうですね。

熱中対策水パウダーアソート

熱中対策水パウダーアソートは、500mlの水に1袋を溶かして飲む粉末清涼飲料です。レモン、メロン、パイン、ぶとう、ライチの5種類の味が楽しめてコスパも◎水筒を何本も持っていくのは大変、水道水が飲める、という状況の方におすすめです。

熱中対策ゼリーぶどう味

体内から汗で失われた「水分」と「塩分」を簡単に補給できるゼリー飲料です。凍らせてもOKな商品なので、暑い日に大活躍しますよ。量もしっかりとあるため、空腹対策としてもおすすめです。

ボディシート

これが100円で買えるのか、と驚いた商品。瞬間肌温度ー4度（※3回拭いた直後の肌表面温度[室温27度、湿度75％]）で、CICA（シカ）エキス配合。シートはたっぷり30枚入り。汗をかいた後やリフレッシュにピッタリの商品です。

ポーチ付クールタオル

水に濡らして絞って振るだけで使える冷感タオル。濡れた状態でも持ち運びに困らないポーチ付きです。長いタオルなので首に巻いたり、スポーツなどの運動に最適です。

瞬間冷却80GＸ3

ガツンッとたたいてすぐに冷たくなる瞬間冷却パック。炎天下のスポーツやレジャー、さらに急な発熱やねんざなどの応急手当にも使えます。保冷剤を持っていくのも良いですが、炎天下ですぐにぬるくなってしまうような環境ならこちらを活用するのがおすすめです。

※上記の商品は店舗によっては売り切れになっている可能性もあります。最新の在庫状況を確認したい方はダイソーの在庫検索アプリをご活用ください。

体育や部活動での熱中症が心配……先生に相談するのはあり？

毎年夏には体育の授業や部活動の最中などに熱中症で生徒が倒れた、といった悲しいニュースが報道されます。基本的にガイドラインに従って学校でも熱中症対策はされているはずですが、残念ながら熱中症対策が不十分になっていることもあるのが現状です。

実際に起きた事故事例

過去には、以下のような事故が起きています。

【事例１】

• 被害者：小学校１年生の男子。校外学習
• 発生月：７月
• 状況：学校から約1km離れた公園に校外学習に出発（徒歩）し、到着後、遊具等で遊んだ後学校にもどった（この間１時間30分）。当該児童は教室にもどった後体調が急変
• 天候等：暑さ指数は 32度で危険レベル（31度以上）。子供の場合は運動を中止すべき状況

【事例2】

• 被害者：中学１年生の男子。ハンドボール部
• 発生月：８月
• 状況：午前８時すぎに登校後、給水することなく約35分間のランニングを行い、発症した。
• 天候等：くもり時々晴れ、気温 29.9度、湿度71.3%。

【事例3】

• 被害者：高校１年生の男子。サッカー部
• 発生月：５月
• 状況：ウォーミングアップ、基礎練習等で体を慣らした後、湖一周ランニング（約9.5km、40～60 分コース）。あと200メートルの地点で倒れた。
• 天候等：事故前日と事故当日の最高気温（28.8度）。前の週と比較して６度程度上昇していた。

こうした事故から、こまめな休憩や給水、気温によっては活動を中止するといったことの重要性がわかります。

顧問や担任の先生に相談するのはあり

部活動や学校の授業・行事で「これって大丈夫なの？」と不安に思ったら顧問や担任に相談してみるのも良いでしょう。学校の校則や様々なルールは時代とともに変わってきています。保護者の方が声を上げることで、より子どもが快適に過ごせる環境に変わる可能性があるのです。心配事があればぜひ、先生方に相談してみてくださいね。