【春休みの旅先はここで決まり!!】今年は親子3世代で石ノ森萬画館を満喫しよう!4つの石ノ森ポイント!
こんにちは!二重作昌満と申します。
特撮を活用した観光「特撮ツーリズム」の博士論文を執筆し、大学より「博士号」を授与された後、国内数々の学術学会や国際会議にて日々活動させて頂いております。
さて、お正月が過ぎて子ども達の学校がはじまったけれども、あっという間にやって来るのが春休み。今のうちに家族旅行の旅先や予定を検討してみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回ご紹介するのは宮城県石巻市にある「石ノ森萬画館」。
現在も毎週日曜日の朝番組として放送されている、仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズの原作者、石ノ森章太郎先生の作品を展示したマンガミュージアムです。
石ノ森萬画館は、宮城県石巻市中瀬に位置し、JR東日本「石巻駅」から約1km、仮面ライダーやサイボーグ009等、漫画家・石ノ森章太郎先生が手がけたキャラクター達の立像が並ぶ「石巻マンガロード」を通って、徒歩約12分の距離にあります。「少し歩いて大変そう・・・」と思われた方、ご心配なく。歩くまでの道のりには、仮面ライダーをはじめ、たくさんのヒーロー達の立像が、貴方が訪れるのを待っています。憧れのヒーロー達の写真撮影をしながら、ゆっくり街歩きをして萬画館を訪れるのも一興ですよ。童心に還って、ヒーロー達との再会を是非楽しんでくださいね♪
数ある立像の中でも特に目を惹くのが、仮面ライダー立像。2011年3月11日に発生した東日本大震災発生時も壊れることなく立ち続け、復興のシンボルとして今日の石巻市を見守り続けています。
さて、マンガロードを抜けて「西中瀬橋」を渡ると、到着しました石ノ森萬画館。まるで宇宙船のようなユニークな建物で、遠方から見てもすぐに見つけやすい外観なんですよ。非日常的なドーム状の屋根に、好奇心をそそられてしまいますね。
石ノ森萬画館とは、マンガのもつ特性である創造性、メディア性、そして国際性などを通して、豊かな感性、創造力を育む場となることを基本目的に、市民が集い交流できる「マンガで結ばれる街ステーション」施設として、2001年にオープンしました。石ノ森先生は「漫画」を、万物を表現できる「萬画」と表現したことから、当マンガミュージアムは「萬画館」となりました。
当館はオープンから20年以上の歴史を有する、石ノ森作品をメーン展示としたミュージアムなのです。「なぜ、石巻市に石ノ森章太郎先生の施設が建設されたの?」と疑問に思われた方もいるかと思います。実は、石ノ森先生は学生時代、現在萬画館が建つ石巻市中瀬にあった映画館「岡田劇場」に自転車で3時間ほどかけて映画を見に来ていたのだとか。石巻市は石ノ森先生にとって大変思い出深い地であったのです。
さて、いざ萬画館のエントランスへ!足を踏み入れるとそこは夢の世界。空を飛ぶロボコンの姿や、石巻市を守るために集結した仮面ライダーやキカイダー、アカレンジャーやサイボーグ009等、石ノ森先生が生み出したスーパーヒーロー達の夢の共演が楽しめます。
館内は、仮面ライダーシリーズやサイボーグ009等、石ノ森章太郎先生が手がけた作品の展示をはじめ、当館でしか観賞できない特撮・アニメ作品を視聴できる映像ホール、約6000冊のマンガ作品を収蔵した図書ライブラリー等、石ノ森章太郎先生の作品世界を親子3世代で楽しめるよう完備されています(観覧料:大人900円、中・高校生600円、小学生250円、未就学児は無料)。
では、「石ノ森先生の作品に触れたことがない私でも楽しめるかしら?」、「子ども達と一緒に現地で何をして楽しみましょう?」という方々のために、当記事では4つの石ノ森ポイントをご用意しました。是非参考にしてみてくださいね。
☆石ノ森ポイントその1 石ノ森作品を「知る」!
石ノ森萬画館では、石ノ森章太郎先生を紹介したパネル展示のほか、先生が手がけた数多くの作品のキャラクターが展示されています。当館2階にある展示エリア「章太郎ワールド」に足を踏み入れると、そこは石ノ森先生のワンダーランド!仮面ライダーやサイボーグ009をはじめ、先生が手がけた数多のヒーロー・ヒロイン達が、貴方の来館を待っています(常設展示室、観覧券が必要)。
当エリアでは、『仮面ライダー(1971)』から『仮面ライダーリバイス(2021)』までの歴代仮面ライダーのマスク展示が行なわれています。仮面ライダーシリーズは、1971年にシリーズ第1作『仮面ライダー』が放送されて以降、『仮面ライダーV3(1973)』、『仮面ライダーBLACK(1987)』と昭和の時代を生きる子ども達に勇気と希望を与え続け、その後も『仮面ライダークウガ(2000)』をはじめとする平成シリーズ、現在放送中の『仮面ライダーギーツ(2022)』を筆頭とする令和シリーズ等、今や50年以上、親子3世代に渡る特撮ヒーロー番組として愛され続けています。親子それぞれ思い入れがある仮面ライダーについて語り合う時間を楽しんでみてはいかがでしょう?
他にも、サイボーグ009や人造人間キカイダー等、お父さん世代には懐かしいヒーロー達のほか、テレビドラマ化もされた『HOTEL』等、多彩な展示が私達を石ノ森先生の世界へ誘ってくれます。ひょっとすると、貴方に呼びかけるヒーロー・ヒロイン達の声が聞こえてくるかも・・・。
☆石ノ森ポイントその2 石ノ森作品を「観る」!!
石ノ森萬画館1階にある「映像ホール」では、当館でしか観賞できない4つの映像作品が上映されています。石ノ森章太郎先生が生んだ石巻のヒーローを実写映像化した『シージェッター海斗 特別編』、石ノ森先生の最高傑作と評される『龍神沼』、ロボコンをはじめ愛らしいキャラクターが集結する『消えた・・・赤ずきんちゃん』、そして2022年7月より、石ノ森章太郎先生の分身とも呼ばれる少年ジュンの成長と、震災から復興へ歩みを進める石巻市を描いた『ジュン~春の針~』が上映されています。大きなスクリーンが、まるで映画館のように私達を作品の世界観へ誘ってくれます。各作品は上映時間が約15分とコンパクトなため、「映画に集中できるかしら?」というお子様でも、気軽に観賞できますので、是非チェックしてみてくださいね(映像ホール、観覧券が必要)。
☆石ノ森ポイントその3 石ノ森作品を「体験する」!!!
ここまでご紹介した2つのポイント以外にも、石ノ森萬画館では様々な体験アクティビティも完備されています。例えば当館3階は、石ノ森章太郎先生のマンガ作品をはじめ、約6000冊の貴重な図書を収蔵した「図書ライブラリー」、描いた絵がアニメとなって動く「マンガ家入門」、石ノ森先生のキャラクターの名を冠したフードやドリンクが楽しめるカフェ「BLUE ZONE」等、想像の翼を広げながら、五感を通じて石ノ森先生の世界を体験してみましょう!
図書ライブラリーでは、石ノ森先生の作品以外にも、数多くのマンガ作品を読むことができるほか、国内に数多あるマンガやアニメ、特撮作品の観光施設の検索も可能なので、ずっと読みたかったマンガ作品に触れながら、次の旅先を探してみるのもワクワクしますね♪
当館にあるカフェ「BLUE ZONE」では、石ノ森先生が生み出したキャラクター達をイメージした、多種多様なフードやスイーツ、ドリンクメニューが楽しめます。私のお気に入りは、「キレンジャーのカレーライス」。程よい辛さとボリュームに大満足♪
☆石ノ森ポイントその4 石ノ森作品を「持ち帰る」!
「せっかく石ノ森萬画館に来たのだから、なにか子どもに買ってあげたいわ」、「職場やご近所さんにお配りするお土産はないかしら?」という方も多いのではないでしょうか?
石ノ森萬画館の1階にあるグッズショップ「墨汁一滴」では、仮面ライダーやロボコンをはじめとする、当館限定の石ノ森作品に関する商品が多数販売されています。クッキーやキャンディなどのお菓子や調味料、公式図録など、品揃えは多種多様。中でも、お子様へのお土産にお勧めなのが、「シージェッター海斗ソフビ」です!
当館の映像ホールで活躍したシージェッター海斗のソフトビニール人形。軟質素材ですぐ遊べる上、特徴的な姿も緻密に再現されています。過去に一般店舗で発売されたヒーロー達のお人形とほぼ同じサイズなので、是非一緒に遊んでくださいね♪
また、「せっかく石ノ森萬画館に来たのに、欲しかったお土産を買い忘れてしまったわ」という皆様、ご安心ください。「墨汁一滴」にはオンラインショップもあるんですよ。
ISHInoMORI MANGA MUSEUM ONLINE SHOP 墨汁一滴 http://bokujyu.net/(外部リンク)
各商品の写真や特徴がわかりやすく掲載されておりますので、気軽にショッピングを楽しんでみてはいかがでしょう?
いかがでしたか?今回ご紹介した4つの石ノ森ポイント以外にも、石ノ森萬画館は楽しいアクティビティのほか、期間限定のイベントも盛りだくさん!!
夢いっぱいの石ノ森萬画館、是非とも足を運んでみて下さいね☆
親子3世代を繋げる新しい発見と感動が、きっと貴方を待っています♪
※当記事は、石ノ森萬画館様、株式会社まちづくりまんぼう様に記事内容をご確認頂きました上で、掲載しております。記事作成において、株式会社まちづくりまんぼう様より画像を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しております。
☆施設の詳細、休館日等の確認はこちらまで☆
石ノ森萬画館
〒986-0823 宮城県石巻市中瀬2-7
TEL : 0225-96-5055
石ノ森萬画館 公式サイト:https://www.mangattan.jp/manga/(外部リンク)
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