神戸屋こだわりの食パン!もっちりしっとり「匠水」を実食レビュー
2013年ごろから始まった高級食パンブーム。乃が美やセントル ザ・ベーカリーなどの食パンは並んでも食べられないほど人気になりました。
大手パンメーカーでも高級食パンに力を入れていて、各メーカーしのぎを削っています。その中で神戸屋が販売しているこだわり食パンが「匠水」です。
シンプルでおしゃれなパッケージが魅力な「匠水」。スーパーの菓子パンコーナーでひときわ目を引いたので、思わず手に取ってしまいました。
小麦にたっぷり水を含ませて作る「多加水製法(多加水仕込み)」は大量生産の工場では、生地がべたつき生産性が悪いといわれていました。「湯種製法」とよばれる神戸屋の技術で「多加水製法」を工場でも実現でき、しっとり・もっちりした高級食パンの生地を再現できたそうですね。
余談にはなりますが、パスコでも「多加水製法」のパンがあり、大量生産が難しいとコメントされていました。
1枚当たり156kcal。炭水化物は29.8gで食塩相当量は0.8g。
湯種生地は小麦粉とオリゴ糖が使用されているようです。原材料のマーガリンは匠水をつくるうえでショートニングと変更したこだわり部分とのこと。こちらも余談にはなりますが、パスコの国産小麦の超熟はバターが使用されていて結構高いです。パンの値段などを考慮するとマーガリンが妥当な線かもしれません。
そのままでも美味しくて、トースターやレンジで温めると食感が変わり別の味を楽しめます。
そこで「そのまま・レンジ・トースター」で食べ比べてみることにしました。
まずは何も手をくわえない状態から食べてみましょう。
手でちぎった感じだと結構弾力があり、サクッとちぎれます。粘りも強そうですね。味は塩味や甘みは弱く、結構あっさりした味わいです。とても、しっとりとはいえず、かなりパサパサしています。そのまま、食べる際は飲み物が欲しくなる食感です。粉っぽさやボソボソした食感はありませんでした。
次に電子レンジで温めた食パンを食べてみましょう。温めると一回り小さくなりますね。
ちぎった感触がもっちりふわっとした感じです。食べてみると非常に弾力が強く、もっちりしています。ふわふわもしているため、弾力が強いものの食べにくくはなく、自然と手が進みます。そのまま食べた時と同じく、塩味や甘みは弱く、あっさり風味のパンです。強い弾力ともちふわ食感は癖になりそうでした。
最後にトースターで焼いた食パンを食べてみましょう。こちらも電子レンジと同じく、一回り小さくなりました。
表面はカリっと中は強い弾力の食パンは食べ応え十分です。トースターで焼くと、そのままや電子レンジよりも弾力が強くなり、噛み応えがあります。もっちり具合も最高でこれはいいですね。高級食パンを目指しているとの事ですが、納得できる食感でした。
神戸屋こだわりの食パン「匠水」はトースターがおすすめ
そのままでも美味しい食パンとの事ですが、温めた方が断然美味しかったです。特にトースターのカリ・モチ・フワ食感は癖になる味わいでした。
ごちそうさまでした。