【筑西市】版画、水彩画、陶芸などおよそ100展「せせらぎ会・釉遊会 合同展覧会」
2023年8月23日(水)〜8月26日(土)の4日間にわたり筑西市スピカ筑西市庁舎 地下多目的ホールで開催された、せせらぎ会、釉遊会の合同展覧会を見に行ってきました。
筑西市で活動している、趣味のサークル、せせらぎ会と釉遊会は、年に2回、合同で作品展を開催し、活動の成果を披露しています。今回の合同展では、せせらぎ会21人、釉遊会18人による版画や水彩画、陶芸作品等が集まりました。
せせらぎ会の講師を務めるのは、金澤眞知子先生。壁の中央には、金澤眞知子先生の印象的な油彩画が飾られ、来場者の注目を集めていました。
こちらは、せせらぎ会の原周ニさんの版画作品「陽春」です。桜の舞い散る中、お地蔵さんや親子、桜を見つめるお爺さんの姿が丁寧に描かれた、とても温かみのある作品でした。
版画を出展した、せせらぎ会の顧問、釉遊会の副会長を務める武藤州輝さんは、「強調したいところを上手く出せるよう全体のバランスを考えながら彫っている。出来上がりをみるのが毎回楽しみです。」と版画製作の魅力を話してくれました。
せせらぎ会では、定期的に場所を決めてスケッチにも出かけています。次回は、10月に群馬県高津戸橋でトロッコ列車を描きます。
釉遊会では、お皿やコーヒーカップ、花瓶などの陶芸作品が展示されていました。
今期は、埴輪や人面土器の古代土器の制作にも新たにチャレンジしています。
ランプシェードもありました。壁一面に映し出される光の模様がとても綺麗でした。花や動物の姿も映し出され、まるで物語の挿絵のようにも見えました。
自作の抜き型で、一つ一つ型を抜いて作っていくという手作りのランプシェードは、優しい光を作り出していました。
釉遊会では、保育園等で陶芸体験教室を開いています。今回の展示会では、市内の園児による作品も見る事が出来ました。
ご家族で合同展を見にきていた女の子もいました。自分の作品が飾ってあるのを見てとても嬉しそうにしていました。
こちらは、下館筑西報徳壹圓塾が作成した筑西ふるさとカルタです。
読み札に合わせて、市内中学校の美術部の生徒が協力して、絵札をデザインしました。
小学校に赴き、道徳の授業で、筑西ふるさとカルタの解説をしたり、子ども達と一緒にカルタをしたりして、普及活動もしています。小石川功塾長は、「郷土の魅力が詰まった筑西ふるさとカルタをもっと多くの人に知ってほしい。」と話してくれました。
次回の合同展は、来年の2月に開催予定です。また、来月の10月5日(木)〜8日(日)に、同じ会場で旧日立化成グループOB展が開催されます。せせらぎ会、釉遊会のメンバーも作品を出展します。ぜひ、みなさんも作品展に行って作品を間近でご覧になってみてはいかがでしょうか?!
●「合同展」開催場所の筑西市役所●
【住所】〒308-0031 茨城県筑西市丙360