「毎回ゼロに戻す」“キレイな家の人が徹底しているたったひとつのルール“片付けのプロが解説します
「モノの量を減らす」、「置き場所を決める」、「ひと別の収納を作る」など家をキレイにするためのアクション。それらはすべてゼロに戻すための手段と言えます。
ということで今回は、キレイな家の人が徹底しているたったひとつのルール「毎回ゼロに戻す」について、解説していきます。
あるべき姿に戻すこと
人は「床」や「テーブル」、「棚」の上についついモノを置いてしまいますよね。もちろん、「ちょい置き」やその場所で作業することが悪いワケではありませんが、置きっ放しは問題!
床で子どもが遊んだ後、テーブルで本を読んだ後、棚に郵便物を置いた後、それを毎回ゼロにすることで、その場所のあるべき姿が見えていきます。
一生ゼロに戻らないのであれば、それはただの置きっ放し!1日のうちのどのタイミングでゼロに戻すのか、自分で決めておくことが大切ですよ。
次第に「ゼロじゃないこと」が気になるようになる
「毎回ゼロに戻す」が習慣化すると、「ゼロじゃないこと」が気になるようになっていきます。常に何かが置いてあるダイニングテーブルの上に、DMを一通置いたところで目立つことはありませんが、何もないのが当たり前のテーブルの上にあれば目立ちますよね。
「違和感」、「気になる」といった感覚が身についていくと、「片付けよう!」と自然に体も動くようになりますよ。
自分なりの「ゼロに戻す仕組み」が出来てくる
ゼロに戻すことが「難しい」、「おっくう」と感じる場合は、ゼロに戻す仕組みが出来ていない状態です。片付けや収納のプロが取り入れている「浮かす収納」や「ひと別収納」、ミニマリストがモノを減らすのは、いかにストレスなく、ハードル低く、ササっとゼロに戻せるかを考えた結果です。
家族構成やライフスタイル、家主の性格によって、「ゼロに戻す仕組み」の正解はさまざま。「ゼロに戻す」を常に意識して行くことで、自分に合ったやり方が見えてきますよ。