【西尾市】じわじわと人気の週1日のみOPENする石窯パン屋さん『N工房』火曜日を待つ人続出です!
shungikuです。
今日は週に1日だけ開く『N工房』さんを紹介します。
「自家製天然酵母」
「石窯」
「平飼いたまご」と魅力的な言葉が並びます。
そして、「火曜日のみ営業」
もちろん、パンが美味しい(安全なだけではなく)ので週1のOPENと知ってからは「あっ、今日は火曜日だ!」と考えてしまう日々。
初めて伺った時、入口の引き戸を開けた瞬間に「いい香り~」と声が出ました。
矢作川沿いの道(碧南市側)を西尾市側(米津大橋)から来る人は右に下り、碧南市側(上塚橋)から来る人は鋭角に左折して下ります。
後は直進で右手にこの看板があるところが駐車場。
6台ほど駐車可能。ナビで迷うことなく到着します。
『N工房』の始まり
姉妹で協力して「パン屋」さんを始められたそうです。
スタートはパン作りが「趣味」だったというところから。
お二人の作るパンがとても美味しいと評判を呼び、友人・知人らの後押しで開店。
左官職人のお父様が石窯を造ってくれたり、実家の畑に野菜がある・・などもきっかけになったようです。
「新しいことを始める」というのは、なかなか勇気のいることです。
姉妹一緒だったことが力になったかも。
自然を感じる店内の内装も自分たちで仕上げたそうです。
センスあります!
朝、早めの時間帯に来ると、この景色に出会えます。
10:00頃におじゃました時は売り切れ続出状態でした。
(今日は8:30到着)
甘い系、おかずパン系、いろいろあります。
やはり定番の「食パン」
全粒粉食パンをいただきましたが、焼いた時の香ばしさは何とも言えません。
まさに「食事パン」としての風格を感じました。
Instagramには前日に「明日のパン(今週のメニュー)」が発表されますので、買いに行く日はもちろんのこと、その予定がない日もウキウキしてメニューを眺めてしまいます。
私の大好物「シュガーバターサンド」
バターに絡んだジャリジャリした砂糖が好きです。
「知る人ぞ知る」犬用のパン「ワンパン」
天然酵母(主に自家製のレーズン酵母使用)が『N工房』さんの特徴ですが、「知る人ぞ知る」犬用のパン「ワンパン」にはレーズン酵母は不使用。
ワンちゃんたちはぶどうやレーズンで強い中毒症状を起こすことがあるからです。
「ワンパン」は塩分はもちろん、犬が苦手な食材は使っておらず安心して与えられることから「愛犬家」の皆さんに口コミで広がってきたそうです。
『N工房』のみなさんは、もちろん、揃って愛犬家。
「季節の野菜」が入っているそうですよ。
この日は中にサツマイモ入り(私たちが食べても美味しいパンです)
この日も購入者さんを見かけました。
石窯は薪の管理が大変ですし、「薪の確保はどうしていますか?」とお聞きしたら「集まってくるようになりまして・・頂くんですよ」と。
人と人のつながりで、各方面から「薪に使って」と持ってきてくださったりすることが多いと話してくださいました。
パン屋さんオープンのきっかけも応援してくれる人たちの声かけがあり、お父様の力添えで窯が出来上がり、薪も集まってきてしまう。
「美味しいパン」であることは当然だとしても、周りの人たちが動いてしまうような魅力的なお人柄をお持ちの「姉妹」さんたちだなと感じました。
娘さんもオーダーケーキを担当しているそうです。
ケーキに興味がある人は『N工房』さんのInstagramからチェックお願いします。
今回購入したパン
「チーズ食パン」はチーズの旨味がしっかりとあり、柔らかくもちっとした食パンでサラダとの相性抜群でした。
少し温めるとチーズの香りが広がりました。
「カンパーニュオレンジ」はナイフを入れた瞬間にオレンジピールの爽やかさの虜になり、幸せな気持ちになるパンです。
これからのこと
これからのことをお聞きしました。
「孫に食べさせて安心なものをいつも心がけています。」
「ずっと姉妹仲良く続けていけたらいいな」
「フードロスを考えて夏場は焼く量を減らす」※暑いと客足は減るそうです。
インタビュー中も姉妹、お孫さんの話も出て和やかな家族が目に浮かんでくるようでした。
「なぜ、週1日だけなんですか?」と聞いてみました。
「パン作りって、準備段階からすごく大変なんですよ。疲れるし・・」と笑って答えてくださいました。
「パン屋さんはとてもきつい仕事」と、よく耳にします。
誠実なパンを焼くためには開店日以外も仕事があるのですよね。
「火曜日は行きたいけど、残念」という方、それ以外の曜日でマルシェ等に出店されていることもありますので、ぜひ、チェックを。
どこかで『N工房』さんのパンと出会えることを願います。
店舗情報
『N工房』
住所:西尾市米津町入船85-4
営業:火曜日のみ 10:00頃~16:00まで
詳細はInstagramからどうぞ