ぐずついた天気から一転 17日(水)~18日(木)は東北地方でも真夏日に 熱中症に注意を
先週の五月晴れからは一転して、13日(土)からきょう15日(月)の東北南部は曇りや雨のぐずついた天気が続いています。
ただ今週この先は急激に暑くなっていきそうですのでご注意ください。
東北がぐずついていた一方で晴れ続けた中国大陸
画像は13日(土)からの、日中の雲の様子と気圧配置です。
先週五月晴れをもたらした高気圧が抜けて東北地方には湿った空気が流れ込むようになり、しかもこの高気圧の動きが非常に鈍くなりました。同時に西からはジワジワと低気圧が近づいてきたことで東北地方はぐずついた天気になりましたが、一方で大陸の中国に目を転じるとこの期間ずっと晴天が続いています。
真夏と真冬のアスファルトを思い浮かべていただくと想像できるかもしれませんが、陸地は熱しやすく冷めやすいという性質を持っています。こうして何日も大陸の広大な陸地が日差しを浴び続けたことで、今中国では暑い空気の塊が形成されています。
あす16日(火)になるとこれがゆっくり東へ進み始め、あさって17日(水)にはちょうど真東にある東北地方に到達する見込みです。
東北地方でも真夏日に
大陸由来の暑い空気の塊がやってくることで、東北地方においても急激に気温が上がるようになります。
仙台の最高気温は、きょうは17.6度でしたが、あさっては26度、そして18日(木)には31度と今年初の真夏日になる見込みです。
また内陸ではさらにワンテンポ早く、白石や福島・山形はあさって17日(水)にはもう30度に到達する予想です。
ここまでの暑さには私たちの体はまだ慣れていないかと思いますので、熱中症には十分ご注意ください。
なお真夏とは違い、こうした暑さがずっと続くわけではなく、暑い空気の塊が抜ける19日(金)以降は極端な暑さは一旦落ち着く見込みです。