プリップリのエビが絶品!タイ・バンコクの有名エビ釣り堀「ジャルンナコン16」
タイでやりたかったことのひとつ、エビ釣り。
バンコクで人気のエビ釣り堀、「ジャルンナコン16」(Charoen Nakhon 16)にて、ついにデビューを果たしてきました!
BTSクルントンブリ駅から徒歩7~8分、タイ最大級の複合施設「アイコンサイアム」からは徒歩15分という立地です。目印は青い屋根。
営業開始が午後12時と知らず、午前11時半に到着した我々夫婦。
11時50分ごろ、お客さんがぞろぞろと入店し始めたので、後についていきます。
釣り堀は広く、座席はおよそ36席あります。
木製の椅子に腰かけてしばらくすると、店員さんが近寄ってきて、釣り竿をセッティングしてくれました。
用意してもらったエサは鶏の心臓らしい。
釣り堀の料金は、釣り竿レンタルやエサ代込みで、100バーツ/1時間です。
釣れたエビは持ち帰るか、併設のレストランで調理してもらうこともできるそう。ワクワク……
12時を過ぎるとみるみる席が埋まり、大盛況! ほぼ満席状態に。
実はこちらのエビ釣り堀、「玄人向けで難易度が高い」という噂を聞いており、ど素人で不器用な私は「1匹でも釣れたらラッキーだな~」とあまり期待していませんでした。
なにより心躍ったのは、飲んだり食べたりしながら釣りができるというエンターテイメント性!笑
とりあえずアイスでもいっちゃいますかーー!!
アイスは1種類が15バーツ、2種類が24バーツ、3種類が35バーツです。
いろんな味があって迷うぜ……
悩みに悩んだ末、チョコクッキー味と抹茶味を選びました。
ご機嫌にアイスを携えて席に戻ったら、釣りの準備を始めます。
エサを細かくカットして針に装着し、「えいっ」と竿を投げました。そして、手元に置いて放置。
ひたすらボーッとしながらアイスを頬張ります。
開始して10分が経過するも、誰も釣れない。
しばらくすると、いかにも玄人の雰囲気を醸し出したタイ人のおっちゃんが登場しました。慣れた手つきで竿を投げ、ジッと水面を見つめながら、巧みに糸を操っています。
そして…ピチピチピチ!
おっちゃんがさっそくエビを釣り上げ、思わず目を見開きました。
すごい! やっぱりこの方、ガチもんだ……
約60分に一度、水槽の中にエビを追加する「放流タイム」があります。この勝負のタイミングを逃さないことが肝なんだそう。
私も放流タイムのあとすぐに、新鮮なエサに取り換え、再び竿を投げました。
すると……
夫「ちょちょ! 浮きが沈んでるよ!」
水面に目をやると、私の釣り竿の浮きがほんとに沈んでる!
私「えぇぇぇ! やばい! どうしたらいい!?」
夫「引っ張れ!!」
慌てて糸を引っ張ると、重みを感じる。これは、エビがエサに食らいついているということか。
立ち上がり、力を入れてグィッと引き上げると……
ピチピチピチ!
勢いよく水を散らしながら、立派なエビさんが釣れました!!
逃げないように、すぐにカゴの中へIN。
エビが怖くて触れず、夫に外してもらった。
エビは魚と違い、ハサミでエサをつかんでから口に運ぶため、ウキに反応が出てから針が口へ入るまでには若干のタイムラグがあるのだそう。
やば、これはかなり楽しいぞ!!!笑
エネルギーを注入するため、私はコーラを、夫はビールを追加注文。
のんびり飲みながら、浮きの様子を眺めます。
結局、1時間で私が2匹、夫が1匹を釣り上げました。
アイスを食べ、コーラを飲んでボーッとしていただけなのに、嬉しすぎる!笑
今後は「エビ釣り名人」を名乗ろうかしら……(調子に乗るな)。
1時間でしっかり楽しめたので、エビ釣りはこれにて撤収。
併設のムーガタ屋「Tui Mu Kratha-Mu Chum」 にて、お待ちかねの昼食タイムです。
メニューが豊富で、ローカル向けのレストランなのでお手頃価格。
「エビ3匹だと、調理代金は100バーツです」と店員さん。もちろんエビ自体の代金は無料です。
エビ焼きにしてもらうと、大ぶりの身はエビ味噌がたっぷり詰まっていて、もうプリップリ!
恍惚の表情を浮かべながら、極上の一品を堪能しました。
そのほかにもヤムウンセンや、
コムヤーン、
蟹チャーハン、
海鮮チリ炒めなどを注文。
どの料理もおいしくて大満足!
注意点として、ローカル向けなので味付けは辛めです。気になる方は、オーダー時に「マイコイペッ(ト)」(あまり辛くしないでください)と伝えましょう。
また、英語を話せる店員さんははほぼいないため、タイ語が話せるとベターです。
釣り堀代やエビの調理代、食事代を含め、すべてのお会計は925バーツでした。
安いーーー!!!
エビ釣りは、大人も子どもも楽しめる最高のアクティビティだと思います。
想像以上に楽しかったので、また再訪したいな。
バンコクにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてくださいね♪