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【藤沢市】大きなトラックやバスへの興味倍増「いすゞプラザ」で工場見学体験!

ましゅうフリーライター/書人(藤沢市)
本物のバスも展示されています

藤沢市の北部には商用車を製造している「いすゞ自動車」の藤沢工場があり、その工場に隣接していすゞ自動車の歴史などを紹介する「いすゞプラザ」があります。
誰でも自動車製造について学ぶことができるように2007年に開館しました。
非常にスタイリッシュな外観の施設で、博物館のようですが、工場見学のような体験も可能な施設です。
完全予約制となっていて、ゆっくりと楽しむことができます。
親子連れが多く、お子さんに大人気の施設です。

施設内の展示はいすゞ自動車の歴史、くるまづくり体験、ジオラマ、実車展示など実際の工場を見学しなくてもこのいすゞプラザでの見学で疑似体験できます。
小学生は学校で工場見学が可能ですが、セキュリティの関係上、一般の方は実際の工場見学はできないので、工場見学を体験をしたい大人の方はプチ体験ができます。

バスやトラック、救助工作車などいすゞ自動車が製造している本物の車両が展示されています。

バスには本物の路線バスと同じ「降車ボタン」がついています。ピンポン音もするので節度を守れば、押し放題が可能です。

普段、路線バスに乗ったら降車ボタンを押し放題することはできませんが、こちらでは何度も楽しめます。

また、展示車両は変わるので、実際に触れることのできない貴重な車両にも乗ることができます。

見学した日は実際に藤沢市消防局で使われていた消防車両の「救助工作車」が展示されていました。

2025年3月には展示変更が予定されています。

展示車両は変わるので、いすゞプラザHPの展示車両一覧でチェックするのがお勧めです。

スタッフさんによると、大人子ども問わず人気の展示は「ジオラマ」とのことです。

このジオラマを走っているミニカーはプログラミング制御されて自走しており、タイヤも減るそうです。
ジオラマ上の道路にタイヤの跡もついていて、本当に走っているのがわかります。見ているとバックをしている車もあり、ミニチュアの都市ですが、精巧にできているので、写真を撮ったら本物のようです。

館内は写真撮影OKなのですが、おすすめの写真スポットを教えてもらって撮影したところ、ミニカーがミラーに囲まれて展示されていて、幻想的な写真が撮れました。

また、最近では、いすゞ自動車の普通免許で運転できるトラック「エルフミオ」が話題となっていますが、このエルフミオにEVが登場し、先日いすゞプラザ主催で「エルフミオEV」の体験試乗会も行われたそうです。

「エルフEV」は充電満タンで200kmほど走行できて、運転感覚も普通自動車に近く、ディーゼルのトラックよりもパワーがあるように感じられるというお話でした。

いすゞプラザではさまざまなイベント開催の予定があります。実際にくるまづくりに携わっている社員の方から実際に教えてもらうイベントなどが企画されているとのことなので、こまめにHPのチェックをしてみてください。

また、いすゞプラザの横には「サクラカフェ」というカフェも併設されており、宿泊施設もあるので、江の島や鎌倉観光にも便利です。

ただし、車での来館を予定されている方は注意が必要です。2025年1月よりいすゞプラザ横駐車場は閉鎖のためご利用いただけません。

いすゞプラザに来館の際は湘南台駅⇔いすゞプラザ間の送迎バスをご利用ください。1時間に2本ほど往復しています。(時刻表)

乗車定員54人の大きな観光バスを使用しているので、送迎の時からいすゞ自動車の車両を楽しめます。是非ご利用ください。

※今回、いすゞ自動車広報部の植原さまより、ご紹介しきれないほどの多くのご説明をいただき、見学をさせていただきました。ご協力ありがとうございました。

いすゞプラザ

所在地:神奈川県藤沢市土棚8

開館時間:10:00~16:30 (受付15:30まで)

開館日: 火~土曜日、祝日《完全予約制》

休館日:日、月曜日(祝日の場合は翌平日)、ゴールデンウィーク、夏季休暇、年末年始

入館料:無料

いすゞプラザ公式HPから、ご来館希望日の2日前(休館日を除く)までにご予約ください。当日及び翌日のご予約は出来ません。


フリーライター/書人(藤沢市)

生まれも育ちも神奈川県、藤沢市担当地域クリエイターとなりました。フリーライター、書道家として活動中の「かきびと・ましゅう」です。「ものづくり」大好きで創作活動に没頭することが多く、たまに学生もやっています。家ごもり生活からの脱却もめざし、街の声に耳を傾けながら生活しています。「へぇ~そうなんだ」と思って頂けるような、藤沢のちょっとした情報をお届けします。

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