【肉塊】松屋が70店舗限定で販売する“世界一美味しい料理”の美味しさはガチ【プルプル】
松屋が2023年12月12日より、70店舗限定で「マレーシア風牛肉煮込み ルンダン」という料理を販売していると知り、販売中の店舗を探して食べてきました。
なぜ、わざわざそこまでして食べに行ってきたかというと、この牛肉の肉塊のビジュアルが‥‥
気になりませんか!? 気になりますよね!? まるで南の海にぽっかりと浮かぶアイランドのような肉塊が気になりすぎて、居ても立っても居られなくなってしまったのです。
普段は店舗限定販売の商品は近所で販売していることもなくスルーしているのですが、幸いなことに市内の松屋で取り扱いがあることが分かり、興奮しながら食べに行ってきました。
松屋「ルンダン」の価格
店舗によって価格に違いがある場合があるということですが、ぼくが行った店舗では以下のメニュー構成でした。
・マレーシア風牛肉煮込み ルンダン 730円
・マレーシア風牛肉煮込み ルンダン お肉ダブル 980円
公式サイトの情報では、それぞれ830円、1,080円なので、少し安いエリアだったようです。
「ルンダン」とは?
「ルンダン」は、牛肉などの塊肉をココナッツミルクと香辛料で長時間煮込んだ肉料理で「マレーシア風」とあるように、マレーシアをはじめとして、インドネシアやシンガポールなどでも食べられるそうです。
なんといっても、2017年にはCNNによって「世界一美味しい料理」に選ばれたそうで、世界中にその名も知れ渡り、知る人ぞ知る料理となったのでしょう。「世界一美味しい料理」ともなれば、より期待値も上がります。
松屋「ルンダン」を食べる
今回は「マレーシア風牛肉煮込み ルンダン お肉ダブル」を注文してみました。一見すると肉塊たっぷりのカレーのように見えます。
店頭に貼られたポスターには「ココナッツミルクと香辛料で煮込んだごろっとビーフ」そして「風味豊かなコク深い味わい」と書かれています。どんな味でしょうか?
松屋風の「ルンダン」で目を引くのは、やはり牛肉の肉塊です。後から分かるのですが、実はスープの中にもたっぷり肉が潜んでいました。肉塊として見えているのは、まさに氷山の一角だったのです。
730円と980円の差額は250円で、肉がダブルになることに、そこまでの価値を感じられるかどうかと思いながら注文したのですが、結論としては、十分に“あり”でした。
脂身を含んだプルプルの部位は、口に含むとトロトロとけていきます。
そうでない部位も、しっかり煮込まれていることで、口の中でホロホロとほどけていくような食感があります。いずれも香辛料が利いていて抜群に美味しいです。
スープ部分を食べてみると、ココナッツ味のカレーの味わいがより感じられます。「松屋はカレー屋」と言われるくらいだから、松屋が強引にカレー味にしているのかと思いきや、そうではありませんでした。
帰宅してから調べてみると「ルンダン」と、例えば「チキンカレー」で使用されるスパイスは、どちらもメインにコリアンダーシード、クミンシード、ターメリックが入っており、つまりはどちらもカレーなのです。実際に「ルンダン」はカレー料理の一種のようです。
松屋の商品では分かりやすく「マレーシア風牛肉煮込み」となっているのですが、1ヶ月後にこの商品名を思い出せるかというと難しいんですよね。「あの‥‥牛肉の肉塊が‥‥たっぷり入った‥‥カレー‥‥」みたいに記憶されがちです。
だから、いっそのこと「松屋風ルンダン マレーシア風牛肉煮込み」でもいいんではないか、と思いました。余談ですが。
さて、これが「お肉ダブル」の全景です。“水面”に浮かんでいた肉塊を全て沈めると、皿がほぼ牛肉で埋まりました。この肉の量には驚きました。むしろ980円ならお得だと思ったほどです。
牛肉の肉塊とココナッツ味に香辛料の利いたカレーで食べるご飯の素晴らしいこと! もともとココナッツ味のカレーは大好物なので、これ以上ない至福の時間を過ごすことができました。
ここ数年にわたり、松屋の商品はいろいろと食べてきたのですが、この「マレーシア風牛肉煮込み ルンダン」が最も好きかもしれません。ぜひとも全国発売して、多くの人に食べて欲しいものです。
販売店舗など詳細なレビューは↓もどうぞ。