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【横浜市港南区】地下鉄上大岡駅の連絡通路にある記念壁画レリーフはたくさんの亀が泳ぐ「銀の海に銀の亀」

末永ツヤ子地域ニュースサイト号外NETライター(横浜市)

横浜市営地下鉄 上大岡駅の連絡通路にあるこちらのオブジェ、ご存知でしょうか? 上大岡駅の開通に合わせ設置された「銀の海に銀の亀」という記念壁画のレリーフです。

開通は昭和47年12月15日なので、52年前から存在していることになります。

「銀の海に銀の亀」の由来

古くから「鶴は千年、亀は万年」といわれますが、これは持久力、耐久年限の永遠性を諺にしたのだと考えます。亀は、高速鉄道からすれば、極めて遅い動物です。しかし、多くの民衆から親しまれ愛されてきた動物に違いありません。人々の長寿への憧憬は、亀をその最高のものとしている。

横浜は、古地図などに従えば美しい海であり浜辺であったといわれます。そこには当然多くの海亀が子を産みに来たに違いありません。横浜を象徴するものは海であり、港としての都市でありますが「海と陸との関わり」を民衆のことばを通じてよびさますものは海亀のような永遠長寿のやさしさであると考えます。そこで、記念壁画レリーフのテーマのイメージを亀の群れとしました。その亀は「銀の海に銀の亀」といった輝きのあるイメージで創りあげたものです。

大きい亀から小さいこどもの亀まで、たくさんの亀が泳いでいました。今の季節にぴったり、まるで泳いでいるようで涼やかな気持ちになります。

由来を見ると普段はなかなか想像をしない、横浜の歴史について想いを馳せたくなりますね。たくさんの亀の群れを、一度見に来てみてはいかがでしょうか。

●横浜市営地下鉄 上大岡駅

横浜市港南区上大岡西1-9-B1

地域ニュースサイト号外NETライター(横浜市)

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