【河内長野市】アジサイのシーズン到来!河合寺の「奥河内あじさい公園」の咲き具合が気になりますね
関西地区の梅雨入りはまだのようですが、この時期の花と言えばアジサイですね。河内長野のアジサイの観賞スポットは、寺ヶ池公園や大阪花の文化園などいろいろありますが、やはりいちばんは、河合寺にある「奥河内あじさい公園」ではないでしょうか?
ということで今年のアジサイの咲き具合を昨日の午後に見てきました。
河合寺は、河内長野から小吹台及び金剛山ロープウェイ行きのバスで、河内長野駅の次の停留所が最寄です。
しかし、バスに乗らなくても、河内長野駅から徒歩で行けます。石川に架かる黄金橋を渡り、温泉街跡地を通って河内長野荘、妙長寺を経由して歩くと、意外と河合寺まで近いです。
もし16時より早い時間で、かつ寺の行事が無いのなら、妙長寺の駐車場が無料で利用できるとのこと。奥河内あじさい公園の近くには、駐車場が無く、近くのコインパーキングの利用しかできないので、これは朗報ですね。
さて、河合寺の交差点まで来ました。
ちなみに奥河内あじさい公園は、河内長野市内に点在している大阪府立長野公園のひとつです。
河合寺の正面入り口右横の道を上がっていきます。ちなみに、河合寺は現在非公開になっています。
坂を上がっていきます。あじさい園までそれほど距離はありません。
あじさい園に着きました。すでにアジサイが見えていますね。ここで道が二手に分かれますが、ここはどちらに行っても一周できるようになっていました。今回は広場と書かれている方から反時計回りに回ってみます。
「便所」と書かれているところが広場のようになっています。ちなみにこの道をまっすぐ歩くと、あじさい園からさらに上に道が続いていて、展望台につながっています。
ただそこは特にアジサイが美しいわけではありません。アジサイを愛でるだけなら、そこまで行く必要はないでしょう。
もうあちらこちらにアジサイが咲いています。
まだ昨日の時点では咲き始めて間がない状況で、満開になるこれからがもっと楽しみ。
しっかりと咲いている花もありました。
アジサイの種類についてはそれほど多くはありません。ただ青や紫のアジサイのグラデーションはなかなかの見ごたえがあります。公園の情報によれば5000本ものアジサイが植えられているのだとか。
あじさい園そのものが山の斜面を利用した谷のところに咲いていますが、すぐ隣は私有地で、竹林になっています。
また秋は紅葉の名所でもあるので、6月のこの時期は青紅葉が綺麗でした。こうやって上を見上げると、竹林と青紅葉が生い茂っており、昨日のように晴れた日でも日差しが強く無くて、とても過ごしやすいです。
恐らく梅雨入りして小雨程度ならこの木々が雨をさえぎってくれそう。
青いアジサイが咲いていました。
拡大するとやっぱり美しいですね。
あじさいを見ながら上がっていくと休憩スペースの東屋があります。
ここで少しひと休み。ここからでもアジサイが見えます。
ときおり鳥のさえずる声が聞こえます。また公園にいたのがちょうど午後の放課後の時間帯だったこともあり、近くの清教学園からと思われる吹奏楽の音色が、心地よいBGMとなって流れていました。
ひと休みしてからまた歩き始めました。こちらにはまだまだこれからのアジサイ。
ブルーと白の色合いが素敵ですね。
こちらにはかたつむりが乗っていました。
こちらはパープルの色合いが美しいです。
よく見るとアジサイの説明版がありました。
こちらは他のアジサイより小さいと思っていたら、
このような看板を発見。公益財団法人黒田緑化事業団(外部リンク)が、アジサイを寄贈しています。令和4年3月31日ということは今年寄贈されたという事なので、この6月に初めてあじさい公園で花を見せてくれるのですね。
こちら寄贈されたアジサイと思われるもの。まだ小さいですが美しく咲いています。将来が楽しみですね。
こちらのアジサイは、ブルーの色合いがすごく濃くて鮮明ですね。
すぐ近くまで近づけるところがあるかと思えば、
少し離れたところにも咲いていました。
ということで先ほどの分岐点に戻ってきました。このように奥河内あじさい園は、バス停からも河内長野駅からもそれほど遠くない場所にあります。
今回は晴れ模様の時に見学しましたが、小雨の時や雨上がりのアジサイは本当に美しいもの。例年6月中旬が見ごろのピークのようなので、まだまだ楽しめそうですね。
奥河内あじさい公園(長野公園河合寺地区)
住所:大阪府河内長野市河合寺
アクセス:南海近鉄河内長野駅から徒歩15分、バス・河合寺バス停から徒歩3分