お散歩ライターの石井つかさです。

今日は、全種類制覇したくなると評判の、中華パン（中華まん・包子）専門店の福慶にお邪魔しました。

このお店は店主の蒋 艶林さんが2014年に創業しました。

このお店を創業する前は、主婦だった蒋さんが子育てをしながらできる仕事はないかと考え始めたお店だそうです。

中国出身の蒋さんは、出身地である中国の重慶で1年ほど修行した後に日本で中華パン専門店 福慶を創業しました。

この中華パンの特徴は、ふかふかの皮にしっかりとした味付けの具材です。また、余計な添加物は可能な限り使わずに、中華まんを作っているそうです。

メニューは日本でも定番のオーソドックスな肉まんから、長崎のお土産で有名な豚角煮まん、台湾料理の定番の小籠包など様々な種類があるので、選ぶのが楽しいです。

今回は、中国でも定番の「高菜と豚肉の肉まん」と月替わりの「カシューナッツと鶏肉の中華まん」をいただきました。

高菜は福岡でも、よく食べられる食材ですが、中国でも人気の食材で、高菜と豚肉を醤油で味付けしてある具が詰まっています。味付け的には、やや醤油っぽくて筆者は好みでした。

カシューナッツと鶏肉の中華まんは、中華料理店で出てくるような料理を中華まんの中にたっぷり詰め込まれています。

どちらも、白ごはんにも合うような味付けで、中の具だけでも売って欲しいくらいでした。

福慶はお持ち帰り専門店で、中華まんメニュー以外にも冷凍で水餃子や焼き餃子、湯円（中華白玉だんご）などが販売されています。

夕方にお邪魔したので、冷凍の商品が少なくなっていました。

日曜・祝日は無人営業となっていて、温かい中華まんは提供されていませんが、月曜日から土曜日までは、温かい中華まんも提供されていますので、買ってすぐに食べることが出来ます。

最後に店主の蒋さんに店名の由来を聞いたところ、創業の地である福岡と出身地である中国の重慶を合わせて、福慶と名付けたとのことでした。中華まんが中国と日本の架け橋になるというのも素敵な話ですね。