【堺市北区】いたすけ古墳でタヌキ一家に会えるかも?!
堺市北区百舌鳥本町にある「いたすけ古墳」は、世界遺産・百舌鳥古墳群のほぼ中央に位置しています。
前方部を西に向ける前方後円墳でもあります。昭和30年(1955年)頃に、宅地造成計画によって破壊の危機にひんしましたが、市民による運動が行われた結果、保存が決まったそうです。みんなで古墳を守ったんですね。その後、昭和31年(1956年)に国指定史跡になりました。また、後円部から出土した冑(かぶと)型埴輪は堺市指定有形文化財で、市の文化財保護のシンボルマークになっているそうです。
いたすけ古墳の周りを歩くと一部、橋の残骸のようなものがあります。これは、土取り工事が行われようとしたときの名残だそうです。ときどき、古墳に生息するタヌキがこの橋まで顔を出すこともあるそうです(堺観光ガイドブックより)。タヌキは複数匹いるようで、写真や動画に収めている人もいるようで、検索すると出てきますよ。
古墳の北側には公園があって、遊具も設置されているので、子供たちも遊べます。公園がある側の堀には蓮の花が咲き始めていました。
濃いピンクの花がたくさん咲いていました。(2024年5月24日撮影)蓮の花の見頃は6月末~8月上旬とのことなので、少し早く撮影し過ぎましたが、もうしばらく楽しめそうですね。
●いたすけ古墳●
堺市北区百舌鳥本町3
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