【札幌市白石区】“飲めるわらび餅”といわれた「生わらび餅専門店 ほっぺ」が1月11日で1周年
地下鉄東西線「東札幌駅」近くにオープンした「生わらび餅専門店 ほっぺ」。ちゅるちゅる?とぅるとぅる?表現が難しいなぁ。SNSでは“飲めるわらび餅”と表現されていたり…。1周年を迎えたばかりのお店に行ってきました!
わらび餅とは
わらび餅は、平安時代の醍醐天皇が好んだと伝えられているほど歴史のあり、モチモチ、プルプルの食感と、ほどよい甘さが人気です。きな粉や黒蜜をかけて食べるやさしい和のスイーツです。
でも、色も形もワラビっぽくなく、ワラビの味がするわけでもないのに、どうして「わらび餅」という名前なのでしょうか。
本来のわらび餅の原料は 「わらび粉」です。わらび粉は、山菜のワラビの根から採れるデンプンで、この粉を使ったお菓子なので、「わらび餅」という名前が付けられました。
ワラビの根(地下茎)を掘り起こして叩き、ほぐして、洗って、デンプンを取り出します。そして、これを乾燥させると、わらび粉になります。さらっと表現すると簡単そうですが、根を掘り起こす作業は冬の寒い時期に行われ、しかも、その寒い時に冷水で何度も洗わなければなりません。100%のわらび粉になるまでには、半月ほどもかかるそうです。
江戸時代には、すでに、くず粉などを利用したわらび餅が売られており、現在はサツマイモやタピオカから取れたデンプンなどから作られています。
おめでとうございます! 1周年!
「東札幌駅」徒歩3分くらいのところに店構える「生わらび餅専門店ほっぺ」。
15時くらいに伺ったのですが、お店に入ると、既に「黒糖わらび餅」は売り切れていました。「プレーン」のほか、「ナッツ」「濃厚バター」「塩キャラメル」「抹茶」などバリエーションが豊富です。
お店の澤崎さんがいうお店の「わらび餅」とは、同封された説明にこんなふうに書かれています。
お手本は赤ちゃんのほっぺなんですね。
保存料、着色料、ゲル剤、人工甘味料などの添加物も使用しないやさしいわらび餅。
きな粉や黒蜜味だけではなく、洋菓子にも通じるようなテーストを加えることによって、さらに老若男女に愛されるわらび餅として親しまれているんですね。
私は以前にプレーンをいただいたことがあるので、今回は「濃厚バターわらび餅」と「抹茶わらび餅」をテイクアウト。
まさに飲み物のようです。
濃厚バターはちょっと塩味もあって、好きな味でした。抹茶は濃厚な抹茶味。大人にオススメです。
ほかにも、わらび餅ドリンクやホットスープもあります!
コラボわらび餅があるのを知っていました?
お隣の豊平区月寒にある「らうすプラス」では、2022年3月29日から「ほっぺ」の生わらび餅を販売しています。
当初はイベント限定商品の予定でしたが、お客様から、また「ほっぺの生わらび餅を販売して欲しい!」との要望が多く、今では毎週金、土、日曜日に販売しています。
実は、販売につながったのは、「ほっぺ」の澤崎さんが「らうすプラス」のラウシップという塩を使って「塩生わらび餅」を作りたいと訪問したのがきっかけだそう。
今までコラボしたのは、「塩生わらび餅」「塩キャラメル生わらび餅」「バター生わらび餅」など。
1月13日限定商品!
ステキな情報が入ってきました~!
2022年8月に販売して大人気だったらうすプラス限定オリジナル商品の「premiumチョコレートナッツわらび餅」。
らうすプラスのあるお客様から「premiumチョコレートナッツわらび餅がずっと食べたいのですが、私、ナッツアレルギーなんです」という言葉を聞いて、すぐさま澤崎さんに相談!
すぐさま「premiumチョコレートナッツのナッツ抜き」を考案してもらい、明日の1月13日は、“ナッツ抜き”と、「premiumチョコレートナッツわらび餅」の両方が販売されるとのこと!
気になる方、ぜひ、明日、「らうすプラス」にも行ってみてください!
私も食べてみたいなぁ。
<生わらび餅専門店 ほっぺ>
*住所:札幌市白石区東札幌3条3丁目1‐25 ケイアイⅣ⁻1階
*TEL:011-301-1479
*営業時間:10:00~17:00
*定休日:月曜日
*公式インスタグラムはこちら。
<らうすプラス>
*住所:札幌市豊平区月寒東5条9丁目4-7
*TEL:011-376-5030
*営業時間:10:00〜18:00
*定休日:月曜日
*公式インスタグラムはこちら。