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小さいのに家に出るとダメージ大「コバエどうしたら?」 #専門家のまとめ

藤原千秋ライター、住生活ジャーナリスト
観葉植物にコバエ(提供:イメージマート)

「コバエがいつもいる家」「ゴキブリが出るかも知れない家」招かれたくないのはどっち? 微妙な二択です。

他の昆虫に比べてサイズはかなり小さい上に蚊のように刺すわけでもないこの「コバエ」ですが、いることによる不快感は侮れず。けれどもどんなにこまめに掃除をしていたとしても気温の上昇などちょっとしたタイミングで大発生することもあるコバエ。対応策は複数押さえておきたいものです。

ココがポイント

▼コバエのメスはオスの精子付きで侵入するので1匹入ってきたら産卵されてしまう

・あっという間に増殖 コバエはどこからやってくる? 専門家に聞くと…(TBS NEWS DIG)


▼ビールの空き缶もコバエの発生源になる

・いつの間に!? キッチンのコバエを発生させない方法ってある?(マイナビニュース)

▼観葉植物から大量に飛び立つコバエもいる

・【鉢の下はゴキブリの巣窟!?】観葉植物まわりの衛生問題【防虫剤以外に、できる対策は?】(LEEweb)

▼自作のトラップは美味しそうなもので作る

・コバエ駆除・撃退方法!スプレーや自作ホイホイで退治しよう(AllAbout)

エキスパートの補足・見解

キッチンに出るコバエは「ショウジョウバエ」、浴室に出るのは「チョウバエ」、観葉植物にわくのは「キノコバエ」など、コバエと総称され見た目も似ていますが種類は異なり、性質や捕獲、駆除方法も異なります。一度では覚え切れないかも知れませんが、いずれにせよ「どこかから」家に入れてしまうことが発生の発端になる点は同じです。

集合住宅の配管伝いや、体の見えないところに付着しての「入り込み」は致し方ありませんが、とにかく夏の間は窓やドアの開放の際には網戸を必ず閉めるなどといった、最低限の注意はしておくに越したことはありません。またできるだけ放置せずに見かけた時点でなんらかの対処をするようにし、ゆめゆめ、みすみす自宅で繁殖させることのないようにしたいものです。

ライター、住生活ジャーナリスト

「家のなか」の事をテーマにウェブ、雑誌、新聞等で執筆。大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりAllAboutガイド。主な著・監修書に『人生が整う 家事の習慣』(西東社)、『ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー!!』(オレンジページ)、『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)等。2020年1月より東京中日新聞にてコラム『住箱のスミ』連載中。

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