7年ぶりに仙台で行われる東北絆まつり “ムシムシ”とした暑さに
あす8日(土)とあさって9日(日)は仙台で東北絆まつりが行われます。これは東北の各県を代表する祭り「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ踊り」「仙台七夕まつり」「山形花笠まつり」「福島わらじまつり」が一堂に会するもので、東北6県を毎年順番に巡るものです。
仙台市ではあす、あさっての2日間での人出を約45万人と見込んでおり、多くの方で杜の都がにぎわうことでしょう。ただそうした人混みでは熱中症に注意が必要になりそうです。
日差し照りつけ ムシムシした夏日に
きょう(金)の宮城県は2つの高気圧の間に入ったため雲が多くなっていましたが、あす(土)は後ろの高気圧が進んでくるため一日よく晴れる見込みです。
またあさって(日)はその高気圧が抜け始めるため雲が出やすくはなるものの、仙台市中心部では雨が降ることまではなく日中は晴れ間も出る見込みです。
日差しを受けて、仙台や内陸では日中の気温は両日とも25度くらいまで上がる予想です。先月までであれば湿度の低い「カラッ」とした暑さでしたが、あす~あさっては高気圧からの海風が入るため先月ほどは湿度は下がりません。日中の湿度は55%前後の予想でムシムシと感じられそうです。
人混みでは暑さ指数アップ?
そうした気温と湿度をもとにして計算されるものに「暑さ指数」というものがあります。熱中症との対応は気温よりもいいとされており、気象庁などが発表する熱中症警戒アラートもこの暑さ指数に基づいています。
あす日中の仙台の暑さ指数は23前後の「注意」なので真夏ほど危険度が高いわけではありません。
ただこの暑さ指数は「風通しの良い芝生の上」を想定して計算されているもので、環境省のホームページではシチュエーションごとの指数も見ることができます。
このシチュエーションを「住宅地」にすると、風通しが悪くなる分、数値は若干大きくなり一時的には「警戒」になる時間帯もある見込みです。人混みとなるとさらに風通しは悪くなるためこの数字以上かもしれません。
決して真夏ほど極端に気温が上がるわけではありませんが、絆まつりは水分を意識して摂るなどして熱中症に気をつけつつお楽しみください。