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現役教師が教える!友達と協力できる子のママがやっている3つの「さりげない声かけ」

ナナホシ教育/子育て/学校

「今日学校で黒板消し係になったんだよ」

「みんなと協力してやってるの?」

「やりたくてなったんじゃないんだ。だから、他の子がやってる」

こんな会話ありませんか?みんなでやる係なんだから、協力してやって欲しいと思いますよね。実は、友達と協力できる子には共通点があるんです。私が小学校の教師をしていて気づいた、そんな子たちの特徴は3つです。

1. お友達の考えを理解しようとする

2. 自分のアイデアをしっかり伝えられる

3. 役割分担や順番を守れる

こういう子たちを見てると、「みんなでこうしてみない?」「○○くんの考えいいね、それに私はこう思うんだ」なんて言いながら、協力して遊んでるんです。

じゃあ、どうやったらそんな子に育つの?って思いますよね。そこで、今回は、現役教師が教える、友達と協力できる子のママがやっている3つの「さりげない声かけ」を紹介します。

1.お友達の考えを聞く習慣をつける

「お友達はどんなことを考えてたのかな?」

こう聞いてあげると、子どもは自然とお友達の意見を聞く習慣がつきます。最初は「知らない」と言ってた子も、しばらくすると「○○くんはこう思ってたみたい」って教えてくれるようになりましたよ。

ただ、「気にしなくていいよ」なんて言っちゃうと、かえって相手の考えを無視しちゃうかもしれないので要注意です。

2.自分のアイデアをみんなに伝える

「黒板消しをするとき、〇〇ちゃんはどんな仕事があると思う?」

これ、すごく大切です。自分の考えを伝える機会になるんです。最初は恥ずかしがってた子も、「こうしたらもっと楽しくなると思う!」と自分の考えをいうことができるようになりました。

でも、「みんなに合わせなさい」なんて言ってしまうと、子どものやる気を低下させる可能性があります。

3.どんな役割があるか考える

「係の仕事をみんなでやるには、どんな役割があるかな?」

これ、協力する上でとても大切です。役割分担の大切さを、学んでいきます。最初は「全部やりたい」って言ってた子も、「私はこの役をやるね」と言えるようになりました。

「自分のやりたいことだけすればいいよ」なんて言ってしまうと、かえってチームワークを壊してしまうかもしれません。これは避けたほうがいいですね。

まとめ

こんな風に、ちょっとした声かけを意識してみてください。すぐには変わらないかもしれません。でも、続けていくことで、きっと変化が見えてきますよ。みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。

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