甲子園優勝投手がプロゴルファーに!?甲子園出場経験のあるプロゴルファーたちを紹介!
日本の夏を象徴するものの1つとして甲子園(全国高等学校野球選手権大会)が挙げられる。
今年の甲子園も大きな盛り上がりを見せており、連日ニュースなどで目にすることが多い。
日本において野球は間違いなく昔から1番のメジャースポーツである。
甲子園という野球の全国大会出場を果たし、その後プロゴルファーに転身した人も多い。
本記事では甲子園に出場経験のあるプロゴルファーの中から特に異色の経歴の3人を紹介したい。
1.尾崎将司
まず1人目はジャンボ尾崎こと尾崎将司プロだ。
尾崎将司は徳島県立海南高校のエースとして1964年のセンバツを制した甲子園優勝投手である。
同年夏の地方予選では南四国大会準決勝で、有藤通世擁する高知高に延長12回で敗退している。翌1965年にはプロ野球・西鉄ライオンズに投手として入団を果たしている。
甲子園出場経験どころかプロ野球選手からプロゴルファーに転身し、のちに日本ゴルフツアー通算94勝という空前絶後の成績を残したまさに伝説の"プロアスリート"である。
2.北村晃一
2人目に紹介するのは、テレビでもおなじみの北村晴夫弁護士の長男である北村晃一プロだ。
北村晃一は神奈川の桐光学園時代の2002年に春夏連続で甲子園出場を果たしている。
進学した中央大学では法学部に在籍して当初は父と同じ弁護士を目指していた。
子供のころから遊び程度でやっていたゴルフでプロを目指そうと決意して本格的に練習を始めたのは大学4年から。大学を卒業した2008年にはQTの1次をクリアし、翌09年には早くもプロテストに合格した。
本格的にゴルフに取り組み始めてから、約2年でプロになったという脅威の経歴の持ち主である。
3.桑田泉
最後に紹介するのは桑田泉ティーチングプロだ。
桑田泉は名門PL学園にて1987年度春・夏連続優勝の偉業を成し遂げている。
高校卒業後は青山学院大学硬式野球部に入部したが、のちに身体の故障で野球は断念。その後渡米してゴルフを始めている。
2004年に日本プロゴルフ協会(PGA)の会員となり、ティーチングプロとなった。
2010年には自らが提唱する「Quarter理論」により、PGAティーチングプロアワードの最優秀賞を受賞している。
青山学院時代には教員免許も取得しており、野球・ゴルフで培ったそのスポーツ理論は多くの人から支持されている。
まとめ
甲子園出場の経験はなくとも、学生時代はゴルフではなく野球をやっていたプロゴルファーは非常に多い。
それだけゴルフと野球の共通点は多いということのなのであろう。
今年の夏の甲子園出場選手の中からも、将来プロゴルファーとして活躍する選手が出てくるかもしれない。
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