えっこれだけ?誰でも自然と家が片付く9つの仕組み/一生役立つ片付けの知恵
YouTube「ライフスタイルジャーナル」で収納術や便利グッズについて発信しているsakuです。
いつの間にか部屋が散らかってしまていることってありませんか?
今回は、部屋が散らからなくなる9つの仕組みについてご紹介していこうと思います。
1:無意識にモノを置かない
何気なく置いたものが数日間そのままになっていることってありませんか?
部屋が散らかるきっかけは、その無意識の奥にある動作から始まります。
洋服をソファやベッドに放り投げたい気持ちを押さえ、クローゼットへ。
財布や鍵をテーブルに置きたい気持ちを抑え、定位置へ。
片付けといえば、散らかったらやることだと思いがちですが、散らかさないようにするのが片付けとも言えます。
Point: モノを不用意に置かない
2:郵便物は空中で処理
郵便物や書類って、ついテーブルに置きたくなりますよね。後々中身を確認するのも面倒になるので、家に持ち込んだ瞬間に必要か不要かを判断するのがおすすめです。
不要なものは即処分、必要なものは決まった場所に保管しましょう。
そもそも、入ってくる量を減らす作戦もあり。
忙しくてその場で判断できない時のために、一時的な置き場を作るのも有効です。
落ち着いてから定位置に移動しましょう。
Point:とりあえずテーブルにポンッ・・をやめてみる
3:置き場所を決める
部屋の中を漂流しているものってありますよね?
原因は置き場所が決まっていないからです。
まずは1つでもいいので、定位置を決めてみましょう。
この時、使う場所の近くに作ると使い勝手が良くなります。
ただ、今まで定位置を作ったことがない人は、定位置に戻せる気がしないと思いますよね。
僕も最初はそうだったので分かります。
でも大丈夫です。人には「プライミング効果」というものがあります。
特定の情報や刺激が入ることで無意識のうちに行動に影響を与えるという心理的な仕組みです。
ここで言うと、定位置が視界に入るたびに「そこに戻す」と無意識に思うようになります。この無意識が行動をサポートしてくれて、次第に定位置に戻す習慣が身についていきます。
定位置を作ること自体も大変かもしれませんが、作ってしまえば環境がサポートしてくれるので、物は自然とそこに集まるようになります。
Point:使用頻度が高いモノは、取り出しやすい位置に
4:買い過ぎない
セールだからまとめ買いしておこう、あと何個で送料無料になるからまとめて注文しようという気持ちはよくわかります。
でも収納スペースの許容範囲を超えて買うのは危険です。
一時的だとしても、本来は収まるはずだったものが入らなくなり、それがきっかけで散らかっていきます。
実際、我が家ではこれで何度も後悔しています。
Point:日用品はストックする数を決めておく
5:詰め込みすぎない
収納スペースをパンパンに詰め込むと、使い勝手が悪くなるどころか、「詰め込む」「隠れる」「忘れる」、そしてまた「買う」という悪循環につながります。
スペースの8割から9割を目安に収納するのがおすすめです。
立てて収納すると、把握しやすくなります。
Point:見ていて気持ちがいい空間を作る
6:手放す基準を決める
生活していると物は自然と増えていきます。
今は100均などを手軽に買えるものが多いので、なおさらです。
僕もついつい捨てずに取っておいてしまいます。
そうやって知らない間に物が増え、気づいたら収納スペースの限界を超えてしまって生活に支障が出ていることも少なくありません。
そんな時は、「2年使っていなかったら捨てる」「1つ買ったら1つ捨てる」など、自分なりの基準を作っておくと物が増えすぎるのも防げます。
ただ、いくら基準を作ったとしても、物を捨てるのって難しいですよね。
僕たちは「物を大事にしなさい」と言われて育ってきたので、物を捨てることに罪悪感を感じる人がほとんどです。
まだ使えるのに捨てるなんて、もったいないという気持ちにもなりますよね。
でも、物を大事にすることと物を捨てないことはイコールではありません。
思い出の品など存在自体に意味があるものを除いて、物は生かされてこそ価値があると思います。
まだ機能的には使えるものでも、使わなくなったらそれはもう役目を終えています。
つい捨てずに取っておいてしまうものの一つが、ヒートテックなどの肌着類ではないでしょうか?
古い方を処分しようとしても、長く着ているとどれが古くてどれが新しいのか見分けがつかなくなりますよね。
そんな時はタグを見ると一発で判断できます。
確認するのは、タグの中の前2つの数字です。
1つ目の数字は製造された年を確認できます。
例えば、「8」とあれば2018年に製造されたということです。
2つ目の数字では季節を知ることができます。
これはヒートテック以外にも、ユニクロやGUならこの方法で確認することができるので、古い服を整理する時にはチェックしてみてください。
Point:「捨てる・売る・譲る」で家からモノを出す
7:片付けの時間を確保する
1日の終わりに5分でもいいので片付けの時間を確保しましょう。
ここで言う片付けとは、物を本来の位置に戻すことです。
どうせまたすぐに元に戻るからと感じるかもしれませんが、ぐっとこらえて一度リセットすると気持ちもすっきりします。
でも、その5分を作るのが面倒だったりしますよね。
我が家も、夫婦どちらも疲れていると子どものおもちゃが散乱しているのに、そのまま寝てしまうことも正直あります。
でも基本は、寝る前に散乱したおもちゃや置きっぱなしになったものを定位置に戻すようにしています。
そうすることで、次の日の朝を気持ちよく迎えることができます。
忙しすぎて5分すら片付けの時間がない場合は、片付けないから時間がなくなっているのかもしれません。
片付けは新しい時間を生み出す投資と考え、最初は大変でも片付けの優先順位を高くしてみるのはいかがでしょうか?
Point:なんとか5分、片付けに使ってみる
8:片付いた状態を決めておく
例えばキッチンなら、食器が食器棚に入っている状態、ソファやテーブルには何も置かれていない状態など、ここまで片付ければOKという基準を決めておくと、必要以上に時間を使わなくて済みます。
Point:片付けのゴールを決めて家族で共有する
9:人を呼ぶ
人を呼ぶというのは、強制的に片付ける時間を作ることができます。
どうしても毎日の片付けの時間が確保できない場合には有効です。
Point:もてなしすぎると疲れるので注意
というわけで今回は部屋が散らからなくなる仕組みを9つご紹介しました。
個人的には6つ目にご紹介した「手放す基準を決める」というのが一番難しいんじゃないかと思います。
物を手放す時はどこか不安な気持ちになりますし、逆に物が多いだけで安心感を感じたり、「お守りを持っているような気持ち」になったりするものです。
生活に支障が出ない範囲なら問題ないと思いますが、物が多すぎることでストレスを感じたり、物を探す無駄な時間ができていたり、必要なものとの区別がつかなくなってしまっている場合は、今回ご紹介した「2年使っていなかったら捨てる」「1つ買ったら1つ捨てる」などの方法を試してみてください。
きっと生活にいい変化が起きるはずです。