藤沢市のみなさまこんにちは。庶民的なお値段で食べられる美味しいものが大好きな筆者ころんころです。ところで、秋の代表格と言えば、まず思い浮かぶのは「さんま」ですよね。しかし今年のさんまは本当に高い。しかも私と違ってだいぶ痩せ気味に感じます（今、笑いましたね？）。

そんななか、手軽に青魚を食べられるナイスなものを見つけました。それがこちら。

「さば竜田バーガー（270円）」。さばの半身がガッツリと挟まった「秋限定のお魚グルメ」です。

このバーガーを売るのは、「ちょっといいもの」が多彩にそろう湘南を代表する地域密着型スーパー『スズキヤ』。『スズキヤ鵠沼店』店長の大川さんにお話をうかがうと、『スズキヤ』では「バーガー専門の担当者」を決め商品開発を進めてきたのだとか。「水産物が高騰し、お盆が過ぎてもなお昨年を上回る価格の『さんま』に、バーガー担当と商品開発バイヤーが話し合い『さばバーガーをやってみよう！』ということになりました」と商品誕生について振り返ります。

こだわりぬいて開発した「さば竜田バーガー」は、ふんわりとしたやわらかい自家製パンに、薄い衣でサクッと香ばしく揚がった「さば竜田」と、さっと油通しした玉ねぎ・人参・ピーマンに甘酢を絡めた「甘酢漬け野菜」、具の存在もしっかり感じる「タルタルソース」がサンドされた具だくさんなひと品。

大川さんは「常温で販売ができるように、野菜には火を通しました。彩りや栄養バランスはもちろんのこと、タレの味わいにもこだわった『秋のお魚バーガー』です」と話します。

大きくがぶっと頬張れば、しっとりとしたパンの間から肉厚食感のさばが顔を出します。「さば竜田」「甘酢漬け野菜」「タルタルソース」の3つの味と複雑な食感は、270円とは思えないぜいたくさ。「甘酢漬け野菜」の酸味と「タルタルソース」のまろやかさが相乗効果を発揮し、青魚特有の臭みも感じません。これは開発担当者さんに拍手を送りたくなる逸品ですよ。

2023年9月に登場したばかりにも関わらず、わずか数日で500個以上（全店合計）売れているという「さば竜田バーガー」（もはや全国規模で売れそう...）。大川さんは「さんまがお値ごろになったら、以前販売していた『さんま竜田バーガー』も再び登場させたいところです」と意気込みます。

冒頭でも記しましたが「さば竜田バーガー」は秋限定商品とのことです。お買い求めはお早めに！（期間限定にするにはもったいないほど美味しいバーガーなので、販売延長を切望します。笑）。