寝る時間になっても寝たくない!誰もが経験!?【リベンジ夜更かし】とは
「リベンジ夜更かし」とは中国で生まれたといわれる言葉です。
夜、寝なければならない時刻になってもすぐに寝ずに、夜更かしして過ごしてしまうことはありませんか?その行動は「リベンジ夜更かし」かもしれません。
・リベンジ夜更かしとは
就寝時刻になっても寝る気にならずに夜更かしして過ごす行動です。睡眠時間を自ら削って時間を確保し、昼間の行動のリベンジとして夜更かしをしてしまうといわれています。
夜に「眠いけど、すぐには寝たくない」「もう少し起きていたい」と感じることも、このリベンジ夜更かしの心理行動かもしれません。
・リベンジ夜更かしの特徴3つ
❶昼間のやり残し感
日中に自由に過ごせる時間がなかった人が自由時間を得たいために、夜の睡眠時間をさいて昼間のリベンジをしたくなりやすいといわれています。
昼間にやる事があって忙しかった場合はもちろんですが、特にやることがなくダラダラと過ごしてしまった場合もやり残し感を感じてしまう人もいるようです。
予定が詰まっていた人も、全くやる事がなかった人も、夜更かしをして時間を確保し昼間のリベンジしたくなることがあるようです。
❷快感を覚える!?
リベンジ夜更かしをすることで、日中足りなかった満足感を埋めることになります。リベンジ夜更かしには欲求不満やストレス蓄積が影響しているともいわれています。
寝る時間とわかっていながらゲームをしたり、SNSや動画をみたりして過ごすことで、一時的にストレスが解消され、快感を覚えるかもしれません。一度快感を体験することで、次の日もその次の日も夜更かしを続けてしまうことにもなりかねないので気をつけましょう。
❸体へは負担がかかる
夜更かししているときは、心が一時的に満たされているかもしれませんが、睡眠時間が削られたり、生活リズムが後ろ倒しになってしまったりするために体へは負担がかかってしまっています。
睡眠時間も睡眠の質も不十分になることで、翌日のダルさや疲労感をはじめ、免疫力の低下、作業パフォーマンスの低下、さらには食欲増進や生活習慣病リスクの上昇、うつ病や認知症のリスク上昇へも影響する可能性が高くなります。
体へはさまざまな悪影響をもたらすので、昼間のリベンジをしたくても夜更かしによるリベンジは控えましょう。
さいごに
「寝るのがもったいない」と感じて夜更かししてしまうことがあるかもしれませんが、体へは負担になってしまっています。
リベンジ夜更かしをしようとする原因の1つは、ストレスと考えられています。夜更かしして睡眠時間を削ることで、さらなるストレスが蓄積され、負のループになってしまいます。
夜更かしによるストレス発散は控え、睡眠時間はしっかりとるようにしましょう。